2012年9月24日の夕方に放送された報道・情報番組「Nスタ」(堀尾正明等出演)で東京駅と東京ステーションホテルについての特集がありました。

東京駅に関するレポートも良かったのですが、今回は東京ステーションホテルについての概要をお伝えします。

今では駅に併設されているホテルはいろんな所にあるのですが、この東京駅に関しては、近代国家の仲間入りを目指して、威信をかけて建設されたものです。

東京駅開業の翌年1915年に東京ステーションホテルも開業していて、つまり近代史を共に歩いてきた歴史が魅力の一つと言われています。

1923年の関東大震災も経験していますが、この時も被害をまぬがれて、東京駅に集まった被災者たちを受け入れました。

1945年の太平洋戦争の空襲で一時休館しますが、1951年に営業を再開しました。

コーヒーショップと言う名の喫茶店は、東京駅内が初めてでした。

また、東京ステーションホテルの接客のレベルの高さには定評がありましたが、従業員の爪までチェックをしており、このレベルの高さがスチュワーデスの接客教育にも関わっていました。

2006年には、東京駅復元工事のため一時休館しましたが、2012年10月3日からまたグランドオープンとなります。

東京ステーションホテルの長い歴史の中では、小説の舞台として使われたことがありました。

江戸川乱歩の怪人二十面相では、次のような会話があります。

外務省の職員に扮した怪人二十面相が、明智小五郎に「ここの鉄道ホテルで、お茶を飲みながらお話したいのですが・・・」と誘いだすと。

明智小五郎は、「鉄道ホテルですか。ホウ、鉄道ホテルでね。」と答えました。

なぜこのホテルを舞台にしたのかというと、江戸川乱歩も個々のホテルを利用していたからです。

さらに他にも文豪たちが利用しています。

例えば、松本清張ですが、初めての長編推理小説の「点と線」は、このホテルで東京駅のトリックを考案し、執筆しました。

ノーベル文学賞を受賞した川端康成も、「女であること」はこのホテルで執筆されました。

では、泊まってみたいと思う方も多いかと思いますが、どんな宿泊の部屋があるかというと、主に客室のタイプは6つに分けられています。

・クラシック    30,030円~
・パレスサイド   35,805円~
・ドームサイド   38,115円~
・メゾネット    115,500円~
・スイート     207,900円~
・ロイヤルスイート 808,500円

鉄道ファンに嬉しい鉄道が見られる部屋は、クラシックに1部屋、スイートに2部屋あるそうです。

宿泊室から鉄道が見られるし、レストランからも見ることができますが、音は完全防音で聞こえません。鉄道の音を楽しみたい方には、一部の場所で楽しむことができるそうです。

東京ステーションホテルでは、歴史を感じてもらうように色々と工夫もされています。

部屋に置いてあるメモ帳は、文豪がよく利用していたことにちなんで、原稿用紙を模したデザインになっています。

部屋にあるコーヒ-の袋には、、コーヒーショップの写真がプリントされており、この写真は、60年台のコヒーショップの写真です。

国鉄の民活分営化の時に、東京駅を高層ビルに建て替える話もあったのですが、結局、赤レンガの東京駅を愛する市民の会などがその運動の賜物で赤レンガ駅舎が残りました。

そして東京駅の空中権を周囲のビルに売却して、500億円くらい捻出してリニューアルしたという話もあります。東京駅が低いから、丸ビルなどの周囲のビルが高く建てられています。
 
 

80年以上の歴史がある名門東京ステーションホテルのあゆみとエピソードが鉄道史をからめて綴られています。
東京ステ-ションホテル物語 種村直樹 著

 
 
 
 
 

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