2012年9月29日の「朝ナビ」の「わびさびナビ」でTOKIOの城島リーダーとロバート・キャンベルさんが東京駅周辺をブラブラしていました。

概要は次のとおりです。

丸の内駅舎のグランドオープンを明後日に控え、今大注目の東京駅周辺をお散歩します。

この秋絶対に押さえておきたいスポットです。

今回は、新しく生まれ変わる東京駅から皇居外苑まで、東京の中心地をのんびりとおあ散歩しましょう。

茂とキャンベルのTOKIO散歩、わびさびナビです。

東京駅といえば、いつも電車で乗り遅れないように、駆け込んで行く事が多く、立ち止まって見ることがあまりありません。

丸の内駅舎は、大正3年に建てられました。

明治時代すでに横浜駅とつながっていた新橋駅と東北方面へと伸びる上野駅を直結する鉄道がなく、2つの駅をつないで流通の大動脈を造ることが国家的な一大プロジェクトでした。

そしてその中央に国のシンボルと呼べる駅を造ろうとにっぽん近代建築の父と呼べる辰野金吾の設計により完成したのが赤レンガ造りの東京駅丸の内駅舎なのです。

東京駅といいますが、建築工事の途中で中央停車場という名前がついていました。

開業する直前、2週間前に東京駅と言う名前にしましょうということでバタバタと決まりました。

利用客は、当時は新しかったので、乗る人よりも見物の人たちが多かったのです。

丸の内駅舎は、昭和20年の空襲により、南北のドームと3階部分が焼失しました。

戦後すぐに復旧工事が始められましたが、円筒形だった南北のドーム屋根が、角型に変更され、駅舎は2階建てになりました。

しかし、2007年から駅舎を元の姿に戻すべく、復原工事を開始しました。

創建当時のレトロな姿に生まれ変わりました。

さらに、ドームの内部まで当時の姿に復原しました。

いよいよ、10月1日に完成の時を迎えるのです。

東京駅に近づいてみると、2階と3階のレンガの色が微妙に違うのが分かります。

中央にあるのが、皇室専用出入り口です。

昔の一般の出入り口は、南口が乗車口、北口が降りる時に使うものでした。

2階と3階は、東京ステーションホテルとなっていて、重要文化財の中にホテルがあるのはここだけです。

客室は、皇居側を見渡せる部屋とホームを見下ろせる側とがあります。電車が好きな人には絶景です。

「点と線」を書いた松本清張は、電車を見ながら時刻表のトリックを思いつきました。

東京駅の前は、近代的なガラス張りの高層建築が立ち並んでいます。

現在、日本を代表するオフィス街となった丸の内です。

その開発が始まったのは明治時代からです。

明治27年、1894年に当時一面原っぱだった丸の内に赤レンガの事務所、「三菱一号館」が完成しました。

その後、次々とレンガ造りの建物が建設され、、あたりは「一丁倫敦」と呼ばれるようになりました。

更にその後、大正12年、1923年には旧丸ビルをはじめアメリカ式のオフィスビルが続々と建設され、石張りや白いタイルで飾られた街並みは「一丁紐育」と呼ばれるようになりました。

そんな丸の内の中でも、歴史のある丸ビルは、ショッピングやグルメな食事などが楽しめますが、その歴史を物語る場所もあります。

一般のかたは通常入ることができませんが、1階のオフィスエントランスには、初代の丸ビルを支えていた松の杭が床面に展示されています。

これにはほとんどの人が気づかないそうです。

この杭が5443本も地中に埋められていて初代丸ビルを支えていた土台なんです。

日本初の近代的なオフィスビルとして誕生した旧丸ビルは、地下水位が高く軟弱な地盤であった丸の内界隈では、ビルの基礎として松の木の杭が使用されていました。

キャンベルさんが持参した本、「日本地理風俗体系 第二巻」昭和6年、1931年刊の中の写真には、丸ビルの前で、蝶ネクタイとパナマ帽をかぶった紳士たちが歩いていました。

丸ビルは、当時の総合ビルで、事務所もあり1階にも店舗がたくさんありました。1日過ごせる、生活の色んな用が足せるビルでした。

こんなビルは日本で初めてのビルでしたが、実は東洋でも初めてでした。

丸ビルの5階のテラスでは、目の前に東京駅がドーンと広がります。この角度じゃないとわからない東京駅の姿が一望できます。

南口のところで建物が曲がっているのも見えます。

丸ビル5階テラスは、午前11時から午後8時まで無料で開放されており、絶好のビュースポットとなっています。

丸ビルを後にして、皇居方面へ歩いと行くと、東京駅から皇居までまっすぐで広々として開放的な行幸通りがあります。

皇居外苑は、無料で散策できる公園として整備された人気のエリアです。

和田倉門跡では、江戸時代の古地図を見てみると、このあたりは江戸時代では島のようにお堀で取り囲まれていました。

和田倉門跡のところの橋を渡ると、江戸時代ではそこは幕末に新選組を預かったして、徳川家を守った会津藩の松平の上屋敷だったところです。

丸の内や東京駅は、ビジネスの街として慌ただしく人が行き交っていますが、皇居の外苑は人も少なく、ゆったり出来ます。

和田倉橋をわたって公園に入ると噴水があります。

和田倉噴水公園は、昭和36年、1961年にに天皇陛下のご成婚を記念して造られたものです。

平成7年には、皇太子さまのご成婚を記念して大改修が行われ、様々な噴水が時間によって変化するようになりました。

夜になるとライトアップされ、幻想的な雰囲気が広がります。

水がカーテン状になって落ちる噴水もあります。

噴水の脇には、御散歩の途中で足を休めるのにピッタリで、グルメにも嬉しい「和田倉噴水公園レストラン」があります。

木をふんだんに使って暖かみのあるレストランは、木の梁を使用しており、広々と開放的です。

このレストランは近くにあるパレスホテルの直営店です。

ハムチーズポテトサンド1200円、アメリカンクラブハウスサンド1200円など、ホテルならではの高級感あふれるサンドイッチや選んで食べることができるケーキセット800円などがあります。

次は、都内でも一二を争うスポットです。

楠木正成の銅像です。

楠木正成は、後醍醐天皇に忠誠を尽くした南北朝時代の名将です。

明治33年に建立された銅像は、皇居外苑のシンボルとして人気スポットとなっています。

東京には、歴史人物の三大銅像があります。

楠木正成の他には、上野恩賜公園の西郷隆盛の銅像、靖国神社の大村益次郎の銅像です。いずれも明治時代に建立されました。

次は、江戸城の面影を色濃く残す桔梗濠へ。

石垣が残っていますが、向こうの方に行くと大手門で、江戸城の玄関となります。

底から一歩中に入ると、今はないのですが、江戸城の本丸がありました。その奥に大奥があり将軍が生活していました。

皇居東御苑として、一般公開されており、百人番所や江戸城天守閣跡、大奥跡など江戸城の遺構を数多く見ることができます。

続いて二重橋と皇居正門を見ることができるスポットへ移動してきました。

名所中の名所です。

ダブルアーチになっている石橋を二重橋と思っている人が多いのですが、実はこれの正式名称は正門石橋となっています。

もう一つの橋の正式名称は、正門鉄橋です。

この正門鉄橋のほうが、元々の二重橋です。

江戸時代に、この正門鉄橋のところに木の橋を作っていましたが、桁が高く造らなければなりませんでした。

その木の桁を二重構造にして強くしたため、二重橋と呼ばれたものです。

明治になって、この木の橋を鉄の橋に建て替えました。

今では、この石橋と鉄橋を重ねて、二重橋と呼ぶことが多くなりました。
 

パレスホテル直営の和田倉噴水公園にあるレストランです。
ホテル自慢のおいしいサンドイッチやケーキセットをお楽しみください。
なお、平日ランチブッフェも人気です。
パレスホテル直営の和田倉噴水公園レストラン