KITTE・キッテ

東京駅丸の内新名所 KITTEに全国グルメ集結! 「スッキリ!」から

2013年3月19日に放送された日本テレビ系列の情報番組「スッキリ!!」で、東京駅前の「KITTE」(キッテ)のリポートがありました。

その内容は概ね次のとおりです。

東京駅の丸の内南口を出て、すぐに見えてくるのが新しくオープンする商業施設、KITTEです。

明後日、JR東京駅丸の内南口に旧東京中央郵便局を建て替えた商業施設がオープンします。

昨日、オープンに先駆けて内部がマスコミに公開されました。

入り口を入るとすぐ目の前には、大きな桜のモニュメントが飾ってあります。そして、ここは吹き抜けになっていて、天井部分はガラスになっています。

太陽が降り注ぐ明るい館内、商業施設KITTEは、地下1階から地上6階までの7フロアーです。名前には、「切手」と「来て」の意味が込められています。
ファッションから生活雑貨、レストランなど全部で98店舗あります。

地下1階の注目グルメ

その中でスッキリが注目したのは地下1階です。

JR丸の内地下南口を出て、まっすぐに進みます。歩くことおよそ1分でたどり着いたのが、KITTEの地下の入口です。

「キッテグランシェ」には、全国ご当地銘品フロアの案内板の日本地図にあるように、日本全国から美味しいものが集まっています。

東京駅の地下の改札とKITTEの入り口は直結しており、そこには全国ご当地グルメの34店舗があります。魅力的なのは、25店舗が東京初出店で、しかも地元では食べられないKITTE限定メニューを用意しているお店が多いことです。
 

では、北の大地の絶品グルメから。

◯ 北海道「札幌銀輪」
「石狩鮭ざんまい弁当 980円」は、焼いたハラスとフレークになったものとサーモンとイクラと鮭の昆布巻きが入っています。
他にも北海道全土から集められた海産物やジンギスカンといったお弁当や「ニセコと言えばあげいも 350円」、「留萌名産かすべ唐揚げ 350円」、「函館いかめし 420円」などのお惣菜を販売しています。

 
 
続いては、東京初出店の東北絶品グルメです。

◯ 秋田「本家あべや」
「比内地鶏の親子丼定食 1,000円(ランチ)」は、日本三大地鶏の一つ比内鶏を使った親子丼です。仕入先の比内地鶏の養鶏場は、グルメ漫画の名作「美味しんぼ」の第56巻でも紹介され、本家あべやの本店、きりたんぽ屋は、比内地鶏を扱うお店として取り上げられました。
親子丼で使う比内地鶏を、備長炭でじっくりと焼き上げます。次に毎日10時間以上かけて作るタレに煮込みます。ふわふわの卵は、もちろん比内地鶏のものです。
比内地鶏の特徴は、しっかりとした歯ごたえで噛むほどに旨味が出ることです。イートインでその場で食べることも、またお弁当としても販売しています。

本家あべや 神楽坂店

 
 
東京初出店の中部絶品グルメは、次のとおりです。
 

◯ 岐阜「元祖牛まぶし みわ屋
「元祖牛まぶし みわ屋」は、東京初出店です。
「特選牛まぶし弁当 1,780円」は、オーダーを受けてから黒毛和牛を焼き始めるというこだわりようです。醤油ベースの秘伝のタレで焼いた和牛を熱々のご飯に乗せた牛まぶし弁当です。食べ方には秘密があります。
お店の方、「名古屋でウナギのひつまぶしというのがありますが、あれを牛土応用してみたんです。そのまま食べるのとお出汁で食べるのと3回楽しめます。」 ひつまぶしと同じように、薬味や出汁など味を変えて3度も堪能できるお弁当です。

みわ屋の飛騨牛

 

KITTEの眺望・休憩スポット

さて、お腹がいっぱいになったらお散歩です。KITTEからは、こんな景色も見ることができます。

オフィスビルに囲まれた6階の屋上庭園からは、正面に新幹線などのたくさんの列車、左のほうをみてみると、新しくなった東京駅丸の内駅舎を上から眺めることができます。上から駅舎を眺めるのはなかなか無くて、新鮮です。

また、味わい深い空間もあります。4階の旧東京中央郵便局局長室の中に入ってみると、木目調の創建当時の内壁などがそのまま保存されています。1931年に建設された旧東京中央郵便局の趣を生かした内装の局長室は、休憩スペースとして利用できます。

実は、KITTEが入っているJPタワーは、昔の建物を壊すのではなく、一部を保存しながら新築しました。昔と現代を融合させたビルとなっています。

そして日本郵便ならではの姿勢が、KITTEの運営方針に反映されています。

日本郵便不動産部長の野村さんは、「地域と地域をつないだり、地域と人をつないだり、人と人をつないだりということが、私どもの根幹と言いますか、そういう中でこの場所で、私どもがずっとお世話になった地域の良いものを、温かさを、ここに訪れる方々にご提供出来ればと思っています。」

離れた人同士を結ぶ郵便、地方の美味しい一品とお客さんを結びたい、そうした思いがKITTEにはあります。
 

再び地下1階の注目グルメ

では、再び地下1階に戻り、次のご当地グルメは東京初出店の近畿絶品グルメです。
 

◯ 兵庫「仏蘭西菓子 御影高杉」
販売しているスイーツのおよそ半分もの種類が、地元神戸にもないKITTE限定の逸品です。高杉シェフの特にこだわっているのが、ミルフィーユです。
「ミルフィーユオフリュイ 787円」の食べ方は、まず1番目のパイだけを手で掴んで食べます。噛めば噛むほど小麦粉の香りがします。次にイチゴの部分を食べます。
パイ生地の食感を楽しんで欲しいということから、オーダーを受け付けてから盛りつけています。そのため、ミルフィーユのテイクアウトはできません。

御影高杉 デュオ

 

東京初出店、中国地方の絶品グルメです。

◯ 鳥取「米屋 吾左衛門本舗

米屋吾左衛本舗は、日本海の海の幸が豊富だということで、肉も厚かったり、旨味とかもすごく出ているので鯖だけではもったいないということで、いろんなお寿司を作り続けています。
押し寿司のおいしさのヒミツは、特許製法にあります。魚をマイナス60度で急速冷凍した後、7時間かけてゆっくりと解凍します。こうすることで旨味が増すとのことです。また、生臭さを抑えまろやかさも生まれるそうです。この技術を持つのは、日本では吾左衛門鮓本舗だけだそうです。

米屋 吾左衛門本舗の押し寿司

 

東京初出店、沖縄の絶品グルメ。

◯ 沖縄「やちむん」

地元の女性に大人気というB旧グルメが味わえる沖縄「やちむん」です。
「沖縄ちゃんぽん 580円」は、ちゃんぽんというと長崎ちゃんぽんのイメージですが、沖縄では、ご飯の上におかずを載せ、お更に持った料理のことです。もやしやキャベツ、豚肉、スパム等の具材を入れカツオの出汁で炒めたのをご飯の上に載せたのが沖縄ちゃんぽんです。見た目は野菜炒めです。野菜が盛りだくさんで、シャキシャキ感などいろんな食感を味わうことができます。

 

ここで、テレビ局のスタジオに持ち込まれたご当地グルメがあります。
 

◯ 大阪「豆狸」
「大阪たこ焼き風いなり 1個 168円」は、中にタコと、青のりと紅しょうがとソースが入っています。豆狸はイナリで有名なお店ですが、今まではタコの入っているイナリはありましたが、たこ焼き風イナリは初めてです。

 

◯ 鹿児島「PATISSERIE YANAGIMURA]
「おいもドンロール 1本470円」は、さつま芋がまるまる皮ごとロールケーキに入っています。豪快な感じです。さつま芋が本当に軟らかいのですが、そのまま入れるとやはり固いので、自家製のシロップに漬け込んで生地に入れています。

パティスリー ヤナギムラのスイーツ