東京駅の概要とグルメな飲食店街

東京駅は、東京都千代田区丸の内1丁目にあるJR東日本とJR東海そして東京メトロの駅です。

東京の玄関口となる駅で、プラットホームの数は日本最大となっています。中央線や山手線などの在来線では、地上10線と地下8線の合計18線あります。
新幹線は、10線あり、地下鉄も2線あります。その面積は、東京ドーム約6個分もあります。

1日の平均乗降人員は、JR東日本が38万人、JR東海が9万人そして東京メトロが7万人で合計54万人もの人たちが利用しています。

東京駅の特徴的な赤レンガの駅舎は、第1次世界大戦勃発時の1914年完成したもので、建物自体は国の重要文化財に指定されています。

実は、開業当初の東京駅舎は3階建てでした。空襲による消失で、2階建てに建てなおされたものです。本来より1階分少ない駅舎のままでしたが、今回の復元工事により、2階部分までは従来の建物を可能な限り保存しつつ、当初の3階建てに復元されます。

屋根は、今までの8面タイプからドーム型になります。

2012年3月には、工事の足場などが撤去され、外観はほぼ駅舎の復元された全体を見ることが出来るようになりました。

その後、6月中旬には改札口など一部施設が開業しました。

当初の姿に復元する工事が行われており、外側の外観は2012年3月にはほぼできてきました。

10月には、いよいよ駅舎内の「東京ステーションホテル」などの全施設が開業し、当時の装飾が再現されたドームの天井も見えるように、建物外観の夜間ライトアップもされる予定となっています。

従来から、東京駅にはグルメな商業施設が整備されており、八重洲口にある東京駅一番街は、1953年に開業した東京駅名店街が2005年に改称されたものです。ここには、NHKと民放キー局5社のキャラクターグッズショップがある「東京キャラクターストリート」や人気のラーメン店が集積している「東京ラーメンストリート」、土産物がたくさんある「おみやげプラザ」そして飲食店外の「ごちそうプラザ」などがあります。

「八重洲地下街」は、八重洲口広場地下と広場に隣接する道路の地下にある地下商店街で、通称ヤエチカとも言われています。東京駅一番街も含めて「八重洲地下街」と称されるることも多いのですが、厳密に言えばこれは間違いです。

東京駅の再開発事業は、2007年の日本橋口には、超高層ビルの「サピアタワー」が完成しました。これと同時に一連の東京駅再開発地区が「TOKYO STATION CITY(東京ステーションシティ)」と名付けられ、キャッチフレーズも「東京駅が、街になる。」と決まりました。

2007年10月には、東京駅改札内地下1階に株式会社鉄道会館が運営するエキナカ商業施設の「グランスタ」がオープンしました。また、同年11月には超高層ツインタワービルの「グラントウキョウ」がオープンし、グラントウキョウサウスタワーの地下には、飲食店外の「グランアージュ」ができました。

さらに、2010年3月には、駅改札内1階にあった「Dila東京メディアコート」の跡地に「エキュート東京」がオープンし、同年12月には「Dila東京ダイニングコート」の跡にグルメな飲食店街の「グランスタ ダイニング」が開業しました。

2011年4月には、八重洲南口に一部完成した「グランルーフ」の中に、NYスタイルのカフェバー「got music?」がオープンするなど2010年10月の東京駅舎のリニューアルオープンに向けて目が離せない事になると思います。

また、東京駅に隣接するグルメな商業施設としては、八重洲北口改札を出てすぐの大丸東京店、丸の内側の丸ビル、新丸ビル、丸の内オアゾそして新しくオープンしたiiyo!! (イーヨ!!)などがあります。

なお、大丸東京店は、2012年10月5日にリニューアルしてグランドオープンが予定されています。