東京駅のエキナカ施設グランスタ丸の内側に新エリアが2012年6月28日(木)に誕生しました。
グランスタには、現在、和・洋スイーツ、弁当・惣菜を中心にグルメな50ショップが展開していますが、10月で開業5周年を迎える今年、新たにオフィスワーカーを対象として13ショップが新規開業しました。
エリア全体を一つのセレクトショップに見立て、ゾーンごとに楽しく回遊していただけるよう、4つのテーマを設けられています。
コンセプトは「Daily Happiness!」。毎日でも立ち寄りたくなる、バラエティ豊かな13ショップが揃いました。
マルシェ ド ショコラ (チョコレート) |
![]() 昭和25年(1950年)創業の東京都大田区大森西にあるメリーチョコレートカムパニーのチョコレート専門店です。 同社は、ロッテグルーブの系列です。 マルシェ ド ショコラは、メリーチョコレートカムパニーの新ブランドになります。 店舗名はフランス語で「チョコレートの市場」という意味の「マルシェ ド ショコラ」。その名の通り、チョコレートを使ったスイーツがまるで市場のように賑やかに並びます。 世界的なチョコレート展「サロン・ド・ショコラ パリ」で4ツ星に輝いたメリーチョコレートが、次のようなオリジナルチョコレート商品を展開しています。 「ヴェリーヌ ド ショコラ」 「ボンボンショコラ」 「ロリポップチョコレート」 「チョコレートコレクション」 「カクテルガナッシュ」 「ヴェリーヌグラッセ」 |
ヒトツブカンロ (コンフィズリー) |
![]() カンロは今年で創業100周年を迎え、これまでに「カンロ飴」や「健康のど飴」、「ピュレグミ」など、多くのロングセラー商品を世に送り出してきました。 創業当時からキャンディに取り組んできたメーカーとして、これからも、キャンディの価値を高め、広めていきたいという思いから、この直営店出店を決定したそうです 。 特徴は、コンフィズリー専門店だということです。 コンフィズリーとは、フランス語で“砂糖菓子”の意味です。キャンディはもちろん、グミ、ゼリー、マシュマロやコンフィチュールなどもコンフィズリーに含まれます。 カンロの100年の歴史で培った経験をもとに、キャンディ技術を応用した今までにないおいしさや新しい食べ方ができるコンフィズリーです。 商品のラインナップは、「ヒトツブカンロ」でしか手に入らないオリジナル商品です。 「コンフィズリーBOX」は、「デリシャス」ラインの看板的な意味合いがあります。果実の粉末をしっとりとした「ひと粒」にかたちづくった「フリュイシリーズ」や十分な量のアーモンドをしょう油味のキャンディに入れた「ジャポンシリーズ」などカンロの店ならではの限定ハンドメイドシリーズです。 「ピュレショコラティエ」は、「デリシャス」ラインのスイーツです。甘ずっぱいフルーツの味がするピュレグミに、丁寧に作ったベルギー産チョコレートをそれぞれしっとりと上塗りしています。 「グミッツェル」は、「ファン&キュート」ラインの商品です。 |
SOLEILA ソレイラ (ハーブティ) |
![]() 創業が、1923(大正12)年の東京都中央区日本橋兜町にあるエスビー食品株式会社のブランド店です。 ハーブティーの専門店です。 動物たちのハーブガーデンと称しており、ハーブティーのそれぞれの種類に動物たちがシンクロされています。 つまり、白鳥さんのローズ&カモミールと言った具合です。 そもそもハーブティーとは、ハーブを乾燥させ、煮だして飲用としたものです。 ハーブは様々な効用を持つとされ、ハーブティはその効果を簡単に利用できるものですが、同時に、よい香りやきれいな色を楽しむために飲む人も多くいます。 「白鳥さんのローズ&カモミール」は、薔薇が華やかに香ります。そこに林檎を想像するような芳香のカモミールや、マイルドな香りの草花のハーブ、そしてオレンジの皮のような果実味あふれるな風味のハーブも調合しています。ジェントルで美しく味もよいものです。くつろぎのハーブティーです。お茶の時間でくつろぎたい時にはもってこいのハーブティーです。 「トラくんのレモンピール&レモングラス」は、レモンの皮とレモングラス、それにペパーミントやローズマリーを調合しています。 「ハリネズミさんのエキナセア」は、草原の香りがするもので、アメリカでは、ヘルシーさの基本とされているハーブです。春の初めの頃などの季節が変わる時にもぴったりです。「スタミナ」という感じのあるハーブで評判も高いものがあります。夏には、キュートな桃色の花が咲きます。エキナセアの意味はギリシア語でハリネズミのことを言います。レモングラスやペパーミントと調合するのも人気があります。 「ジャイアントパンダさんのアップルブレンド」は、「大地の林檎」とも称されるカモミールと、林檎の風味が素晴らしいルーツハーブティーです。豊かな林檎という気分でしょう。気高い風格があります。香り、甘み、酸味の組み合わせ具合が素晴らしく、食後のデザート茶としても人気があり、くつろぎたい時にも、香りと味覚がマイルドに感じられます。とても飲みやすいので、万人受けします。 「ウシさんのレモングラスラテ」は、レモングラスは3種類(あとはレモンバームと、レモンバーベナ)あるレモン系ハーブの中でも1番鮮烈な風味を味わえます。その新鮮な香りとミルクがバランスよく感じられます。スイーティで、マイルド、スッキリとして味の良いハーブラテです。自分の1番好きなタイミングで飲んでいただきたいハーブティーです。のんびりとしたい時にも最適です。温かくしても、冷たくしてもokです。1度飲めば、全てが理解できる味です。 「ゾウさんのハニージンジャー&ペパーミント」は、ペパーミントの春風のようにさわやかですっきりとした香りと生姜の辛さ、そこにハニーのマイルドな甘さが、最適に合います。とっても飲みやすいのにもかかわらず、少し刺激さもあり、チャームポイントです。くつろぎたい時にも飲みたくなるようなハーブてティーです。熱いお茶は、体が温まりますし、最適の気分を入れ替える機会にもなります。気分を変えたいときには、是非飲んでみてください。 「ゴリラくんのスペアミントブレンド」は、摘みたてのハーブで、ハーブティーを飲んでいるかのような気がします。すっと鼻から抜けるようなミント感のある味がします。レモン系のハーブも調合されていて、朝もすっきりとした頭になります。リフレッシュを体が欲している時にも最適です。それに、透きとおった緑色が、とってもすっきりしていて素晴らしいです。氷を浮かべてアイスティーにするとさらに清涼感に溢れるハーブティーになります。 「東京謹製カレー」は、老舗のレストランでいただくような、大正浪漫の感じがする哀愁があふれる香りがするクラシックな感じのカレーを作ることができるフレーク状のルウです。味のコクや深みを増す特製カカオマス付きで、東京駅限定のカレーです。 |
DOLCE FELICE ドルチェフェリーチェ (スイーツ) |
設立が、昭和49年の東京都中央区日本橋浜町にある河淳株式会社のブランドです。 なかなかわかりにくいのですが、この河淳株式会社が母体となってインテリアの「ケユカ」事業を行い、このケユカのブランドがドルチェフェリーチェなのです。 国内のケユカ直営店は約60店です。 これらのお店では、専属パティシェの確かな技術でひとつひとつ手仕事によって作られた、ケユカでしか味わえないオリジナルの焼き菓子があります。 ドルチェフェリーチェ GRANSTA店では、ハンカチギフトという面白い販売の仕方があります。紙のトレーに好きな焼き菓子を入れてハンカチでラッピングするものです。このパッケージングをすると、手土産にぴったりなものになります。 フルーツパウンドケーキの「苺のパウンドケーキ」は、スイートでサワーな感じの苺とホワイトチョコがおいしい調和を奏でます。ナチュラルなカラーとキルシュの風味をお愉しみください。 「栗のパウンドケーキ」は、栗のペーストとマロングラッセを混ぜ込み、トッピングは大きなの渋皮がついた栗をのせています。ゴージャスな栗づくしのパウンドケーキです。 「オレンジのパウンドケーキ」は、生地にオレンジを練り込みトッピングにはオレンジ片をのせています。マンダリンコニャックの風味を効かせています。 「いちじくのパウンドケーキ」は、アーモンドの舌ざわりとダークラムのコクの深さが良いアクセントになっています。洋梨とイチジクの取り合わせは新鮮な一面を見せてくれます。 「アプリコットのパウンドケーキ」は、生地とトッピングにアプリコットをこれでもかとのせています。ホワイトラムをアクセントとしたキャラメル風味のリッチな味覚をお楽しみください。 「マドレーヌ」は、ホワイトラムとレモンのスッキリとした香りと味がいつまでも残ります。 「フィナンシェ」は、たっぷりのアーモンドに、焦がしバターで香り立つ味となっています。 「ブリックガトー」は、たっぷりのカスタードクリームとタルト生地がコラボレーションが群を抜く「プレーン」、キルシュで漬け込んだグリオットチェリーとアーモンド生地の均衡が微妙な「スリーズ」、りんごを手間ひまかけてじっくりとコンポート、シナモンが甘み際立たせる「ポム」、2層のショコラ生地にゴージャスにダークカカオを練り込んだ「ショコラ」 の4種類の味をどうぞ。プレゼントにも最適な、ちょっとハイクラスで美味しいスイーツです。 「カスティーユ」は、もち米飴の香ばしい甘さとしっとりとした食べた感じがします。素朴さと豪華さをあわせもつカステラです。ショコラ(チョコレート)・ナチュール(プレーン)・テ(紅茶)の3種類の味があります。 |
She Knows Bakery シーノウズベーカリー (ドーナツ) |
ベーグル専門店のBAGEL & BAGELとグランスタとの共同開発で出来たお店だそうです。 商品の中心は、ドーナツ、マフィンそしてスコーンです。 BAGEL & BAGELとグランスタが組んだ店にしては、公式サイトも見当たらず、やる気があるのかどうかわからない感じですね。 She Knows Bakeryと言うより、Who knows Bakeryと店名を変えたほうがいいかもしれません。 朝の7時からオープンしていますので、サラリーマンなどには便利かもしれません。 |
銀座コージーコーナー (シュークリーム) |
![]() 創業が1948年の本店が銀座にある株式会社銀座コージーコーナーのショップです。 社名の由来ともなっている「憩いの場所」が、コージーコーナーです。 現在、首都圏を中心に全国400店舗ほど展開しており、お菓子を楽しむために設計された様々な空間、「憩いの場所」を多くの方々に提供しています。 テイクアウト販売専門の店舗だけでなく、シェフ自慢の本格メニューやアルコールを楽しめるレストランタイプの大型店、また個性豊かな旬のデザートメニューをご提供している喫茶店スタイル等、多様化するマーケットニーズに合わせた店舗開発も行っています。 銀座コージーコーナーの主力である洋菓子は、関東地区にある衛生管理の行き届いた3つの工場で効率的に生産され、作りたての新鮮なお菓子を届けるための配送・物流システムの管理にも力を入れています。 JR東京駅グランスタ店は、様々なタイプのカスタードクリームを専門的に楽しめるスイーツショップとして、シュークリームを中心に、特製のオリジナルカスタードを使ったプリンやスフレ、チーズケーキなど選りすぐりの商品を販売しています。 卵のコクとなめらかさを堪能できるグランスタ限定商品は次のとおりです。 コージーコーナーといえばシュークリームでしょう。特製まろやかクリームとシュー皮の一体感をお楽しみください。 「シュー・ア・ラ・クレーム」は、北海道産生クリームのリッチななミルクの感じと、オリジナルカスタードクリームのコク。それぞれ両方の味わいを楽しめる、コージーコーナーならではのスイーツです。ライトな食感のシューの皮との均衡も納得です。 「香ばしシュー」は、リッチな風味のコージーコーナー本来のカスタードクリームに、ライトなクリームを調合しました。クリームのスムースな口当たりが、さっくりとフレーバーに焼き上げたシュー皮によく合います。 「シューバスケット(フルーツ)」は、バスケットの形をしたシュー皮に、スムースなカスタード&ふわふわスポンジを合わせ、苺風味チョコレートとカラフルな6種の果実をデコレーションしました。クリームのマイルドさと果実のすっきりした酸っぱい味がバランスよくハーモニーを奏でます。 「シューバスケット(ショコラ)」は、バスケットの形をしたシュー皮に、チョコカスタード&スポンジを重ね、ほろ苦チョコ生クリームとチョコレート、苺をデコレートして。チョコが好きな方々には目を離せない一品といえましょう。苺のスッキリとした甘酸っぱさが特徴的です。 「たまごなぷりん」は、卵をたっぷり使った生地を丁寧に焼き上げました。卵のリッチなコクがたまらない層、生クリームのマイルドな層からなる2層プリンです。アングレーズソースで卵の風味を一層強いものにした、卵のリッチな味を堪能するためのプリンです。 「しっかり蒸し焼きプリン」は、どこかノスタルジックな味がする、食べ応えのあるプリンです。ひと口つまめば、お口の中に卵のマイルドさを感じることが出来ます。 「キャラメルスフレ」は、じっくりと泡立てたメレンゲに、フランス産&オーストラリア産クリームチーズを調合しました。なめらか、ふわシュワッの食感のために、長時間かけて湯せん焼きにしました。ほんのりほろ苦カラメルジュレが特徴です。 「濃いたまごのチーズケーキ」は、卵とチーズの融合です。ひと口で楽しめるベイクドチーズケーキが生まれました。卵のリッチななコクとスムースさ、2種類のクリームチーズがクロスするすっきロとした酸味。至福のひとときをつくりだす、プチゴージャスをどうぞ。 |
三原堂本店 (和菓子) |
創業が明治10年の中央区日本橋人形町にある株式会社 三原堂本店の東京駅初進出の和菓子店です。 和菓子、せんべい、洋菓子、季節菓子と広範囲の和洋スイーツを手がけています。 人形町の本店には、「カフェ・ドルチェ」と言う喫茶・甘味の店も併設しています。ここでは、和菓子店ならでは白玉ぜんざい、氷あずきだけでなく、チーズケーキ、ミルフィーユセットなどの季節のケーキも取り揃えています。 和菓子のメニューにもバラエティがあります。 「御守最中」は、三原堂本店初代の三原田宗元氏が、明治10年に和菓子屋を水天宮様の門前で開業しました。水天宮様は江戸の頃から安産・水難・火事そして子供の守り神として広く信仰されていました。九州の久留米藩の殿様有馬氏の神社であったため毎月五付く日だけ一般の方々の参詣ができました。 「どらやき」は、サッパリとした粒あんの甘さと、柔らかくふんわりとした皮が調和の取れた味です。外皮には少ししょう油が入っており、そのため革の色がちょっぴり濃いめです。小豆あん、こし・粒ともに北海道十勝のえりも小豆を使用しており、風味もあります。 「塩せんべい」は、厳しい目で選別されたたうるち米を独自の作り方で、粒状感を残ながらし薄くのばした生地をたんねんに一枚づつ心をこめてしょう油と塩であわせて焼いています。塩は、無添加・無着色で、にがり(ミネラル)がある伯方のナチュラル塩とドイツの二億三千万年前の地下層の400から700mの深さから掘りあげてきた岩塩)です。この岩塩は、全く環境の汚染がない古代に自然の作用によりできたもので、世界的にもそこしかない稀で貴重な塩なのです 「草加せんべい」は、昔々、草加という所に、おせんという老女の団子屋さん営業していました。その売り物のだんごをぺちゃんこにつぶしてお日様で乾かし、焼いた餅として店に出したのが、草加煎餅の起こりと言われています。三原堂本店の草加せんべいは、厳選された材料を使い、店独自の技で、丁寧に焼いています。堅焼、海苔、胡麻、味噌、ザラメ、唐辛子等、様々な種類の味付がありますのでご堪能ください。 「洋菓子」は、季節を彩るさまざまな材料を使ってケーキを焼いています。季節を反映させた旬の味と色を愉しむことが出来ます。また、長く人気のある定番のケーキとしては、 ショートケーキ、シュークリーム、チーズケーキ、アップルパイ、サバラン、プリンアラモードなどもありますので、是非、お買い求めください。 なお、2012年7月13日に放映された日テレ系の情報番組「ヒルナンデス!」では、スイーツ研究家の下園昌江さんおすすめのグランスタこだわりスイーツBEST3に、三原堂本店のぷちだんご(れもん)が入っています。 夏にぴったりと合う爽やかなだんごで、白餡にレモンのジュースが入っているだんごです。和風のだんごに洋風スイーツのレモンがコラボされた面白いスイーツです。 |
サンクゼールマルシェスタシオン (ジャム・食品) |
![]() 創業が1979年の長野県上水内郡飯綱町にある株式会社 サンクゼールのお店です。ジャムやワインを製造している他、ワイナリーやレストランも経営しています。 ジャムは、年産3,741,000本、ワインは年間に245KLも作っています。 元々は、創業者の久世良三氏が、長野県の斑尾高原でペンション経営を開始したのが始まりです。 1980年には、長野県全域のリゾート地を中心に売れて行きました。 その後、順調に業務を拡大し、世界モンドセレクションでカルパッチョソース、旬のラ・フランスジャム、 信州産そばパスタが金賞を受賞、くりジャムが銀賞受賞したり、引き続き旬りんごジャム、AFブルーベリージャムが大金賞受賞し、農場ソース、ガーリック&トマトソース、信州産そばパスタが金賞を受賞しました。 東京駅のグランスタ、丸の内坂エリアのお店では、ジャムやパスタソース、ドレッシング等、食卓を賑やかにする商品や手軽にお求めいただける小さなサイズの商品が数多くあります。 「旬のジャム 紅ほっぺ」は、同社の工場がある飯綱町から少し離れた長野県の小布施町にベリーファームの中村さんの苺ハウスが建っています。ここsで4月末から5月初めに収穫された「紅ほっぺ」イチゴが収穫されます。 工場に搬入されたイチゴを洗浄し、ヘタを取り、カットしていきます。その後、すぐに釜へ入れられ、煮詰めて出来上がるのが「旬のジャム 紅ほっぺ」です。 「農場タルタルソース」は、絶大な人気がある商品です。タルタルソースの秘密は、サンクゼールが誇るピクルスです。 まず、ピーマンのヘタを取り、カリフラワーは小さく分けます。その後、それらの野菜たちは、ビネガー、塩、シュガー、スパイスを混ぜ合わせた特製調味液の中で7日間ゆっくりと漬け込まれ、美味しい味が野菜に染みこんでピクルスが出来上がります。 タルタルソースは、このピクルスをふんだんに使って作られています。フライに添えるだけではなく、食パンのトーストやサンドにもピッタリです。タルタルの味をシンプルに感じるためには、ポテトをふかして、ボイルしたアスパラガスが一番です。 「クラシックジャム」は、久世夫妻が斑尾高原のペンション時代から作っていたジャムです。 ペンションに泊まっているお客さんからも、「レシピはどんなものか? 小売はしてくれないのか?」などの声が多く寄せられていたほどの人気がありました。 そのため、注文も多くなり、キチンと対応するために商品化したものです。このクラシックジャムが、現在のサンクゼールの始まりなのです。 |
LE COLLIER MARUNOUCHI (発泡酒) |
設立が昭和63年の東京都渋谷区代々木にある株式会社ジェイアール東日本商事のブランド店です。 泡をテーマにしたドリンクの専門店だそうです。 店名のLE COLLIEとは、フランス語で「首飾り」つまりネックレスのことだそうです。 シャンパンをグラスに注いだ時に、グラスの底から上がってくる泡がグラスの側面にへばりついているのを首飾りに見立てているのです。 泡がつながることで、一つの輪へとつながる、つまりお客のONとOFFをつなぐ空間を提供していきたいとの思いをこめているそうです。 こんな覚えにくい、その前に読み方が分からないし訳の分からないコンセプトの店名をよく付けたものだと思いますね。 フランスの実際にある店の店名を付けるのならまだしも、日本人相手に日本人がどう読んだらよいのかわからないようなフランス語の店名とは私には理解ができません。 もっとも、店名は、全て経営責任においてつけるのですから、どのようにつけても構わないのは言うまでもありません。 泡の出る主にお酒をメインとしているようです。 付随的に、粟の出るお酒に合うようなツマミ類、お菓子そしてお酒を注ぐグラス、本なども取り揃える予定だそうです。 ただ、公式サイトを見てみると、スパークリングワインとして、フランス・ランドック産のプティ・ペルル ヴァン・ムスー ブリュット シャルドネ。 米国・ウッドブリッジ産のトウキョウステーション ラズベリーフレーバースパークリングワインなどがあるようです。 これらの泡が出るお酒に合うおつまみは、生ハム、チーズ、変わり種としては、トマトのクリームチーズなどもあるとの情報もあります。 また、これらの泡の出るお酒はテイスティング、つまり試飲ができます。残念ながら、有料ですが、高価なお酒を試飲できるのは嬉しいことです。 なお、店名を付けている発泡梅酒「LE COLLIER MARUNOUCHI オリジナルしゅわしゅわ木内梅酒」があります。 ビールの香りも少しする発泡する新しいタイプの梅酒です。 |
鳴門金時本舗 栗尾商店 (スイーツ) |
![]() 創業が昭和4年の徳島県美馬郡つるぎ町にある有限会社栗尾商店のサツマイモを使ったスイーツ店です。 栗尾商店は、徳島の鳴門で産出されるさつまいも「鳴門金時」を素材にする和生菓子を作っています。 昭和4年に創業されていますので、老舗と呼んでいいと思います。 初代創業者の栗尾氏は、非常にガンコな方だったそうですが、菓子作りに情熱を燃やし、その結果栗尾商店の看板商品である「鳴門うず芋」を開発しました。 そもそも素材の鳴門金時と言うさつまいもは、鳴門海峡にたっぷりとミネラルがある砂地で育成され、香り豊かでシンプルな風味があり、「さつまいもの女王」とのニックネームがあるほどです。 鳴門金時の構成成分としては、抗がん作用、βカロチン、ポリフェノール、繊維質などがあり、健康面から見ても眼を見張るものがあります。 また、「鳴門うず芋」を作るときには、厳しい目で選んだ極上の鳴門金時を優れた腕がある職人たちは、機械を使わずに一枚ずつ包丁で切っています。 手でカットすることにより、切断面にデコボコができて、掛けられるトウミツが絡みやすくなり一層美味しさが増すそうです。 また、トウミツも初代創業者の方が、蜂蜜をベースに創りだしたもので、それを継ぎ足し継ぎ足ししながら使い続けています。 グランスタ丸の内坂店では、鳴門金時を門外不出の方法で作られているトウミツに入れ、食べやすいサイズに切った「角」や鳴門金時の味わいをたっぷり含んでいるイモアメを心を込めて焼き上げた「渦」などがあります。 |
ワッフル・ケーキの店 R.L(エール・エル) |
![]() 1989年創業の兵庫県神戸市中央区加納町にある株式会社新保哲也アトリエのワッフル店です。 株式会社新保哲也アトリエは、スイーツ専門の会社ではなくて、建築設計事務所です。 じゃ、なぜワッフルなのかというと、社長の新保哲也氏が、建築を勉強するためにヨーロッパに行きました。 その地で、ヨーロッパの人たちが朝食や食後のデザートで食べていたのがワッフルでした。 当時の、日本にワッフルは影も形もない存在でした。 新保氏は、そのヨーロッパのワッフルという食べ物を日本にも知らしめたいということで、ワッフル専門店を作ったそうです。 ちなみに、R.L(エール・エル)と言う奇妙な店名は、フランス語読みで、フランス人のガラス工芸を作っているルネ・ラリック氏のイニシャルを取ったものです。 建築家らしい発想ですね。 同店の定番オリジナル商品は、ワッフルケーキです。 1日に40,000個も売れている人気商品です。 心を込めて作っているワッフルの生地にカスタードや季節の食べごろの果実、クリームを挟んでいる食べごろサイズのR.Lの独自商品です。 数100種以上のバリエーションがあり、その中から毎月20種程度がお店のショーケースに並びます。 丸の内坂店の注目商品は、初めて投入された新しいセンスがあるスティック状のワッフルの「スティックワッフル」です。 |
笹八 (おむすび) |
大正10年創業の奈良県吉野郡上北山村大字河合にあるゐざさ株式会社 中谷本舗のおむすび店です。 もともとは、創業者の中谷勘市朗氏が奈良県奥吉野で米屋として開業したものですが、米屋の傍ら名産品の柿の葉すしなどを売っていました。 昭和36年には、二代目の中谷宏氏が、オリジナルの笹寿司を「ゐざさ寿司」として名を付けて売り出しました。 その後、奈良県内を中心として店舗展開をし、全国各地のデパートや駅ターミナル等に販売店を展開しています。 笹八ブランドは、吉野・熊野のいわゆる「サバ街道」を背景として、塩サバを使った「柿の葉すし」や「さば鮨」で培ったゐざさ中谷本舗の味づくりを基にして作るおむすびのお店です。 メインの商品の「おむすび」は、創業当初から継承している厳しい米の選び方とオリジナルの製法で味を調整し、ノリ、塩、四季折々の食べごろの食材を機械ではなくて、職人の手で作っています。 紅サケ、明太子などのお馴染みのおむすびはもちろん、季節の移ろいを感じさせてくれるおむすびもあります。 「てまりむすび」は、気軽に食べられるサイズのキュートなおむすびです。 鮭いくら、えび天むすの他にも肉巻きおにぎりでは、牛肉と生姜焼きのおむすびを取り揃えています。 面白いおむすびとして、ユニークな形をしていて、食感も新しい甘めの味の菓子むすびはどうでしょう。 また、お子様用としては、いろいろな種類がある創作むすびもあり、食事だけではなく東京駅のお土産にも最適です。 |
ブランジェ浅野屋 (ベーカリー) |
![]() 創業が1933年の本店が長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢にある株式会社浅野屋のベーカリーです。 元々浅野屋は、日本でもまだパンが珍しかった昭和初期に、東京の千代田区麹町で、洋酒、パンを含む食料品などを売る浅野商店として開業しました。 麹町という場所柄、顧客にも大使館や外交官も多くいました。これらの人々が夏の暑い時に避暑に出かけていたのが今も変わらぬ軽井沢でした。 そういうことから浅野商店は、軽井沢に夏季だけ店を出していました。 昭和47年に、東京四谷にベーカリーの新店舗を設けましたが、このことが浅野屋がベーカリーとして本格的に取り組むきっかけとなりました。 昭和58年には、軽井沢の観光客の激増に対応するために、軽井沢店を改築し、1年中営業することにしました。 その後、東京都内と軽井沢4店をはじめとして積極的に店舗を展開してきましたので、よく知られているベーカリーの一つでしょう。 浅野屋の人気のパンは、「軽井沢レザン」や「フルーツライ」などがあります。 その他には、小さく揚げたぱんの「トマト&モッツァレラ」や長野の信州地方の農家の新鮮な卵や旬の野菜を使用したパンなども評判がよいものです。 東京駅グランスタ店だけの限定パンとしては、「軽井沢ロイヤルブレッド」があります。 このパンは、軽井沢の老舗ホテル、別荘に避暑に来た皇族、外国人外交官などの要するにセレブが愛用していたイギリスパンの作り方を再現したもので、言わば復刻版のイギリスパンというものです。 面白いことに、卵は入っていませんが、北軽井沢の高原牛乳、フレッシュな生クリーム、濃厚でコクのあるバターなど贅を尽くした食材を用いていますので、美味くないはずがありません。 トースト後に、バターやジャムを付けなくても美味しく食べられるほどです。 |