お肉の細道 大丸東京店デパ地下

2012年8月22日にリニューアルされた東京駅直結の大丸東京店のグルメの目玉が、地下1階のほっぺタウンにある全長60メートルにもなるお弁当ストリートやガッツリと食べたい男性向けのお肉を使用した弁当ゾーンであるお肉の細道などです。

お肉の細道は、出来たてのお肉を一番美味しく提供することを目指しており、そのためいずれの店舗も、キッチンを設けています。

目玉店舗は、何と言ってもミート矢澤でしょう。五反田駅近くの連日大行列ができる人気店がデパ地下初出店だからです。また、9600円もする「極味弁当」もメディアでは大きく取り上げられています。

叙々苑  (焼肉弁当)
超有名な焼き肉チェーン叙々苑のお弁当屋さんです。
1976年に六本木で開業し、現在では焼肉店では、最高の売上を叩きだしています。

牛角などの激安焼き肉チェーン店から追撃を受けていますが、依然として高級焼肉店チェーンとして君臨しています。

直営店舗は、51店舗にも上っています。

叙々苑は、特に、六本木、新宿、赤坂などのお洒落な繁華街に高級焼肉店を出店しており、とんねるずをはじめとする芸能人や有名人がテレビ番組などで話題にしていることもあり、知名度も十分です。

叙々苑の大丸東京店は、2012年の8月12日にすでにオープンしました。

同店の、お弁当のラインナップは、焼肉弁当、カルビ弁当、特選ロース薄切弁当、上ヒレ弁当などがあります。

また、お惣菜としては、キムチ、カクテキ、オイキムチなどのキムチ類に加えて、叙々苑シェイクサラダ、ナムルセット、コラーゲンポークなどがあります。

叙々苑大丸東京店からのオススメのお弁当は、国産牛を特製のタレで焼き上げている、言わずと知れた高級焼肉店の「焼肉弁当」1,500円です。

叙々苑のタレ・キムチ等

ミート矢澤  (ステーキ・ハンバーグ)
ミート矢澤のデパ地下初出店です。

最高品質の黒毛和牛の精肉卸株式会社ヤザワミートの直営のステーキ・ハンバーグ専門店がミート矢澤です。

同社は、予約も取れないことで有名なホルモン稲田も経営しています。

「食バカ」あるいは「芸能界きっての食いしん坊」と自称する寺門ジモンのテレビ番組「寺門ジモンの食バカ一代」の第1回に放送されたのが、ミート矢澤のハンバーガーでした。

某口コミサイトでは日本一の投稿件数とされ、また、五反田の行列店としても有名です。

大丸東京のテイクアウトステーションでは、ハンバーグ弁当、てりやきハンバーグ弁当があり、それぞれ大盛りもチョイスでき、目玉焼きの追加も出来ます。

また、ヤザワミート厳選A5ランクステーキ弁当、フィレステーキ弁当、サーロインステーキ弁当、名物のシャトーブリアン弁当があります。
限定ではありますが、ハンバーグ&サイコロステーキコンボ弁当もあります。

お金に糸目をつけない方には、特選黒毛和牛高級弁当として、贅沢弁当、極味弁当もありますが、この辺になると1万円近くもしますので、ショーケースで見かけても目をそらしましょう。

特に多くのメディアで紹介されているのが、「極味弁当」9,600円です。
黒毛和牛100%のハンバーグに、サーロインステーキ、希少部位のシャトーブリアンステーキが入っています。
それにしても、オープン初日にはこの1万円近くもするお弁当が完売したというのですから、あるところにはあるものです。

心配されるのは、ただでさえ行列ができるのに、注文を受けてから焼くスタイルのため、さらに行列が長くなると思います。

2012年8月23日のテレビ朝日で放送の「やじうまテレビ!こだわり旬感ランキング」で放送された「大丸東京店 デパ地下 絶品弁当!」では、ミート矢澤の黒毛和牛ハンバーグ弁当と極味弁当が紹介されました。

超高級の極味弁当9,600円ばかり喧伝されていますが、大丸東京のミート矢澤のお勧め弁当は、黒毛和牛100%のジューシーな味わいは、ステーキハンバーグ専門店の誇りと言う「黒毛和牛ハンバーグ弁当」1,500円です。

ブラッカウズ  (ハンバーガー)
上のミート矢澤と同じくヤザワミートのハンバーガー店です。

お店は、恵比寿西にあります。

もちろんブラッカウズのハンバーガーは超絶のハンバーガーとも称されています。

パテは、ハンバーグのミート矢澤で大好評のお肉を使っていますので文句ありません。

また、すごいのはバンズ、つまりハンバーガーのパンは、あのフランスパンで有名なメゾンカイザーと日清製粉が提携して作っている小麦粉「メゾンカイザートラディショナル」だけを使用してバンズにしたものです。

その他にも、燻製の薫りが高いベーコン、角切りにしてハーブや香辛料で和えている玉ねぎ、自家製のBBQソースなどがサポートして極上のハンバーガーを作り上げています。

テイクアウトステーションでは、ハンバーガー、チーズバーガー、アボカドバーガー、チーズエッグバーガー、ベーコンチーズバーガー、ベーコンエッグバーガー、アボカドチーズバーガー、ベーコンチーズエッグバーガー、ベーコンチーズアボカドバーガーがあり、全品プレミアムポテト付きです。

とてもハンバーガーとは思えない価格帯のハンバーガーですが、列ぶぶ価値はあると思います。

ただ、ミート矢澤と同様に注文を受けてから焼くスタイルのですので、こちらも長い行列ができるでしょう。

ブラッカウズ大丸東京店のイチオシのハンバーガーは、話題のハンバーガーショップがこだわるパテとオリジナルバンズは感動モノの「アボカドバーガー」1,400円です。ハンバーガーよりも値段が感動モノです。

韓カルビ 大雲  (焼肉)
大雲は、デウンと韓国語よみになります。

奇妙なことにこのお店の情報が殆どありません。

1頭あたり600gしか取れない豚のカブリという部位を使い、秘伝のつけダレを使った「韓カルビ」が名物のようです。

お弁当としては、「豚カルビ重」「サムギョプサル重」があるようです。

2012年8月26日にTBSテレビ系のサンデージャポンでは、東京大丸店のお弁当ストリートの紹介で、韓カルビ・大雲の韓国仕立ての豚カルビ重が登場しました。

ほっぺタウンのチラシ情報によると、おすすめの弁当は、こだわりの豚を韓流テイストに、旨みたっぷりの肉はジューシーで柔らかな「韓国仕立ての豚カルビ重」1,050円です。

洋食や 三代目 たいめいけん  (洋食)

東京の洋食で必ずといっていいほど出てくるのが日本橋のたいめいけんです。

伊丹十三監督の映画「タンポポ」で使われているオムライスは、タンポポオムライスと言い、たいめいけんで考案され、現在は泰明県の名物メニューとなっています。

お肉の細道のおみせでもいただけますが、おすすめは「洋食やのまかないライス」です。

店内のキッチンでメンチカツを揚げており、これをハムが刻んで入っているバターライスにタマゴと一緒にのせて、デミグラスソースをかけています。

もともとは、お店のキッチンでの職人さんたちの賄いメニューであったそうです。

メンチカツのコロモもサクッとしており、メンチカツの肉汁もあります。

ほっぺタウンのチラシによるとおすすめ弁当は、バターライス、メンチカツ、デミグラスソース、絶妙なコンビネーションのこれまた「洋食やのまかないライス」950円となっています。

日本橋 たいめいけんの洋食

たまひで からっ鳥  (から揚げ)
日本橋人形町の本店は、玉ひでと書きます。

言わずと知れた親子丼で連日店の前に行列ができています。

たいめいけんは三代目ですが、玉ひでの方は八代目が現店主です。

将軍家の御鷹匠の仕事をしていましたが、宝暦10年、1760年に屋号を「玉ひで」と称して軍鶏専門店を開業しました。
明治22年に、鳥すきのシメに鶏肉と割り下を卵でとじてご飯と一緒に食べる客がいました。

鶏すきの卵とじを親子煮と称していましたので、これとご飯と合わせたのを親子丼としました。
当時は、汁かけ飯として軽んじられており、出前のみで提供されていました。

ただ、株式取引の兜町や米屋町旧魚河岸などでは、忙しい人達には好評でした。

たまひで からっ鳥は、鶏肉のから揚げ専門店です。

親子丼で名を馳せているのですから、鶏肉の扱いには慣れています。

メニューは、から揚げ弁当とから揚げだけですので、少し寂しい品揃えです。
お弁当やから揚げ以外にはレトルト食品も並んでいます。

からっ鳥からのイチオシの商品は、玉ひで初の唐揚げ専門店が作るカラッとふんわり至福の「和カラット」370円です。

東京玉ひで 古処鶏水炊きセット

両国 鳥幸  (焼鳥)
墨田区両国にある焼き鳥店です。

ここの焼鳥は、種類が多く、ボリュームがあり、そして肉が美味しいなどとして好評です。

熟練している職人さんが丁寧に焼いています。

毎朝、鳥取県の霊峰大山山麓でのびのびと育っている大山どり、水郷佐原で育っている銘柄鶏で木酢液を加えているので低脂肪の水郷若どリ(錦爽(きんそう)どり)の丸鶏を解体しており、鮮度の良い鶏肉です。

その他にも、地鶏のトップブランドの名古屋コーチン、丁度良い弾力で食べやすい薩摩若しゃも、ブナ・ナラの樹液や海藻を配合した飼料で育った奥州いわいどりなどがあります。

焼鳥では、もも、ネギ間、レバー、砂肝、ぼんじり、ハツ、手羽先、ヤゲン、ひざナンコツ、せせり、つくね、皮などがあります。

お弁当の情報はまだありませんが、両国鳥幸からのおすすめ商品は、3つの味を食べ比べできる、東京軍鶏、比内鶏、水郷赤鶏を塩で焼き上げている「プレミアムパック特選焼き鳥」800円です。