JPタワー キッテグランシェ フードフロア B1

JPタワーの地下1階は、東京駅丸の内地下広場から、直接来ることができる食のフロアです。

全国各地からの厳選されたテナントショップが34軒集まっています。

岩瀬牧場 (チーズケーキ・ジェラート)
岩瀬牧場という名称の牧場は、北海道砂川市と福島県鏡石町と2箇所ありますが、相互に無関係な牧場です。

JPタワーに出店しているのは、北海道の岩瀬牧場です。

100年も続く牧場で北海道砂川市にある有限会社岩瀬牧場が経営母体です。

テレビドラマ「北の国から」で有名な富良野から自動車で1時間半ほどかかるかもい岳にあり、約40ヘクタールの牧場には牛がおよそ200頭も放牧されています。

ここで生産される新鮮な牛乳を加工して、ジェラートやチーズケーキなどのミルク系スイーツも作っています。

ガイヤの夜明けで有名になったのは、北海道厚岸の「Farm Design」で残念ながら岩瀬牧場ではありません。

乳製品スイーツで岩瀬牧場のおすすめ商品は、フレッシュな岩瀬牛乳とハイクオリティなクーベルチュールチョコレートで濃厚なチョコレートケーキに仕立てている「王様のショコラ」。

「半熟チーズケーキ」は、食べきりサイズの可愛らしいカップに入っているクリームチーズと岩瀬牛乳たっぷりのチーズケーキです。

「手造りプリン」は、かすかな洋酒の香りが効いている卵と岩瀬牛乳のコクがあるプリンです。

代表商品の「一生懸命」は、テレビや雑誌でも紹介されていますが、キャラメルクランチ、チーズスフレ、そしてフロマージュクリームの3層構造が特徴です。クリームチーズの風味が美味しいスフレチーズケーキです。

「レアチーズケーキ」は、モチっとした食感が特徴で、甘さの中にレモンの風味が合います。

「岩瀬牧場 カップアイスセット」は、岩瀬牧場のミルクをたっぷり使っているイタリアンジェラートのセットです。

2013年3月23日のフジテレビの「めざましどようび」では、岩瀬牧場の「ほっかほっかチーズ 500円」が紹介されました。お家のレンジで温めれば、ふわふわの食感となるチーズケーキです。温めなくても、濃厚な味のベイクドチーズケーキを楽しむことができます。

2013年3月23日の毎日放送の「知っとこ!」では、「ほっかほっかチーズケーキ 2個 500円」が紹介されました。KITTE限定の商品で、レンジでチンして食べるチーズケーキで、クリームチーズとマスカルポーネチーズの2種類があります。

北海道岩瀬牧場のスイーツ

札幌銀鱗 (和惣菜・弁当)
北海道の札幌にある株式会社マルシンカワムラの和惣菜と弁当のお店です。

JPタワー6階のレストラン街にある「炭焼・寿司処くし路」もマルシンカワムラからの出店です。

札幌にある外食チェーンの大きな会社です。

この会社のブランド展開は、炭焼炉端の「くし路」、炉端焼きの「隠れ家」、海鮮ダイニングの「空」がありますが、「札幌銀鱗」は新しいブランドと思われます。

マルシンカワムラの他のブランドと同じく、北海道近辺の太平洋、オホーツク海、日本海から水揚げされる魚介類、広い十勝平野の農産物を使用し北海道の地元の料理を手作りのお惣菜や弁当として提供する専門店です。

2013年3月19日に放送された日テレ系の「スッキリ!」では、この店の「石狩鮭ざんまい弁当 980円」が紹介されました。焼きハラスとシャケの昆布巻きが入っているお弁当です。

他にも、北海道産の海の幸やジンギスカンのお弁当などもあります。

惣菜としては、「ニセコと言えばあげいも 350円」、「留萌名産かすべ唐揚げ 350円」、「函館いかめし 420円」なども取り揃えています。

秋田比内地鶏生産責任者の店 本家あべや (きりたんぽ鍋・親子丼)
公式サイトはありますが、一切どこが経営しているのか触れられていません。

少しネットで調べてみると株式会社本家比内地鶏が経営母体のようです。

平成9年設立の秋田県大館市にあります。

代表者の姓が阿部氏であるため、「あべや」と屋号がなっているようです。

「本家あべや」のサイトでは、いかにも比内地鶏を育成する33人の地域の生産部会でやっており、生産責任者の阿部氏が代表してやっているかのようですが、安倍氏の会社の株式会社本家比内地鶏が経営しています。

「秋田比内地鶏生産責任者の店 本家あべや」という屋号も、いかにも農協の生産者が共同してやってるかのようですが、完全に一民間企業が経営しているもので、公共性はほとんど無いと思います。

そもそも秋田比内地鶏生産責任者という役職?がどんなものであるのかの説明もありません。比内地鶏の生産部会の説明もありません。
農協の生産部会なのか地域有志の集まりなのか不明ですが、屋号につけるくらいですから公式サイト内にはそれなりの説明責任があると思います。

集客目的の「秋田比内地鶏生産責任者」であれば、釣られて入ったお客さんはたまったものではありません。

こんな物々しい屋号ではなくて、「本家 あべや」としたほうが、よほどスマートかなと思います。

お店からのおすすめメニューは、「きりたんぽ鍋」です。

比内地鶏の産地では、きりたんぽ鍋が郷土料理であり、比内地鶏の美味しさを堪能できるそうです。もちろん、「あべや」のサイトによると使用される比内地鶏は、社長の阿部氏が生産しているもので、比内地鶏生産部会の地鶏ではないようです。

「とろっとろ親子丼」もあり、比内地鶏の究極の親子丼だそうです。お米は、あきたこまちを使用しています。

その他にも、「焼き鳥」などもあります。

グランフロント大阪の資料でも、「阿部養鶏場から毎日直送されるその比内地鶏を一羽一羽店内で捌き使用。」と書いてありますが、比内地鶏生産部会の他の32人の比内鶏を使用しないで「秋田比内地鶏生産責任者の店」という表現がある屋号をつかうのには疑問があります。

2013年3月19日の日テレ系の「スッキリ!」では、「比内地鶏の親子丼定食 1,000円(ランチ)」が紹介されました。

比内地鶏を仕入れている養鶏場は、グルメ漫画でゆうめいな「美味しんぼ」の56巻でも取り上げられています。

親子丼で使う比内地鶏を備長炭で焼き、それを毎日10時間以上も仕込むタレで煮込み、比内地鶏の卵でとじます。

比内地鶏は、噛めば噛むほど美味しさが出てきます。

この店では、イートインで食べることができますし、お弁当として持ち帰ることもできるようです。

2013年3月23日に放送された毎日放送の「知っとこ!」では、「比内地鶏 親子丼 1,000円」が紹介されました。日本3大地鶏である比内鶏を使用している親子丼で、地鶏の皮を炭火で焼き、卵でとじています。

本家あべや 神楽坂店

伊達の牛たん本舗 (牛たん)
経営母体は不明です。

牛たんは、一般的には仙台市の名物料理の牛たんを指すことが多いと思います。

仙台には牛たん料理を提供する店が多くあります。

伊達の牛たん本舗もそのようなお店の一つです。

仙台の牛たん料理の始まりは、戦後すぐにさかのぼります。

終戦後、仙台にもGHQが進駐し、駐留している米軍が大量に牛のタンとテールを利用しきれないままになっていました。

牛タンの有効利用をしようと、1948年に仙台市内の焼き鳥店「太助」の初代店主佐野啓四郎氏が牛タン焼きの専門店をオープンしたのが仙台の牛タン料理のはじまりとされています。

それほどブームにならないまま仙台の牛タンはありましたが、博多のモツ鍋と同様に急なブームが起こったのは、1991年に始まった牛肉の輸入自由化で安い食材が手に入るようになったからであると言われています。

牛タン料理で有名な店には、東京駅を始めとして圧倒的に多数の店舗を展開している「利久」がありますが、JPタワーのテナントとして出店はないようです。

一方、伊達の牛たん本舗の都内の出店は、JPタワーのテナントが宮城アンテナショップに次いで2店目となります。

メニューは、定番の本格炭火焼きの「牛たん焼き」をはじめ、「シチュー」や「カレー」など、バラエティに富んだものになると思われます。

また、東京駅の弁当ブームにも乗り遅れまいと、テイクアウトできる牛タン弁当も販売されます。

伊達の牛たん本舗の牛タン

向山製作所 (プリン・生キャラメル)
平成2年設立の福島県安達郡大玉村にある株式会社向山製作所のプリンの店です。

「技術とともに歩み、技術で未来を拓く」がキャッチフレーズの電子部品の会社です。

リーマン・ショックで受注が減少した時に、「従業員の雇用を何とかして継続したい」との社長の思いと東京駅地下の大スイーツ街を見て、何とか地元スイーツをたちあげたいということから生キャラメルの製造を始めたそうです。

社長の物置で従業員5人で創業しました。

製造販売も、元々は電子部品製造の社員でパティシェなどはいないそうです。

この向山製作所の生キャラメルは、フレッシュなミルク、生クリームを使用し、一粒一粒手作り無添加です。

新製品の「キャラメルソースプリン」は、「後藤もみじ」の卵を使用している濃厚なプリンにオリジナルの生キャラメルソースが付いているプリンです。

後藤もみじの卵とは、岐阜市にある「後藤孵卵場」の日本国内で育種改良された純国産鶏「もみじ」が産んだ卵で、卵殻色が褐色で、赤玉とも呼ばれています。

2013年3月21日のテレビ朝日の「やじうまテレビ」では、「生キャラメルソースプリン 399円」が紹介されました。生キャラメルソースの魅力を活かせるスイーツだそうです。

2013年3月23日に放送されたフジテレビ系の「めざましどようび」では、「生キャラメルソースプリン 向山セレクト 1,596円」が紹介されました。抹茶、クラシック、マンゴー、クロゴマの4種類があります。

2013年3月23日に放送された毎日放送の情報番組「知っとこ!」では、「生キャラメルソースプリン 399円」が会社を救ったスイーツとして紹介されました。

向山製作所の生キャラメル4種類&キャラメルクリームの詰め合わせ

NASUのラスク屋さん (ラスク)
設立が平成8年の栃木県那須町にある有限会社シェレンバウムのラスク屋さんです。

NASUは、那須高原のことのようです。

姉妹店に、パンやケーキがある「シェレンバウム」が3店舗、那須高原と宇都宮にあります。

定番商品の人気No.1は、「こげパンだ」。

ラスクの一種で、ラスクのための専用フランスパンを焼いてラスクにしており、こだわりの食感は、カリカリ感です。

第25回全国菓子大博覧会で金賞を受賞しました。

「NASUのラスク屋さんのラスクたち」は、シュガー、抹茶、ガーリック、メープル、マーブル、シナモンの6種類があります。

その他にも、「プリンのケーキ」があります。

NASUのラスク屋さんにプリンが大好きなパティシェがいて、日頃からクレム・ド・ブリュレなどのたくさんのプリンを食べた後、プリンのおいしさをそのままに、日持ちのするプリンを作りたいということで、作ったのこのプリンケーキです。

キャラメル部分も再現し、ケーキのよさとプリンのおいしさを合わせたプリンケーキだそうです。

NASUのラスク屋さんのラスク

築地ちとせ (かりんとう・煎餅)
大正元年創業ですが、東京・赤坂にある株式会社シュクレイのかりんとうや煎餅のお店です。

昭和12年には、宮内省御用達となりました。

当初は、「株式会社ちとせ」となっていましたが、いつのまにか「株式会社シュクレイ」に社名が変わっています。

単に社名を変更しただけなのか、それとも資本が変わってしまったのかは不明です。

平成14年には、東京駅の大丸東京店デパ地下にも出店しました。

しかし、この大丸の店は閉店したようで、現在は、築地の本店、羽田空港第1・2ターミナル、東北道パサール羽生、東京駅北口おみやげプラザおもたせやの6店舗となっています。

おすすめ商品は、「大納言詰合」で、宮内庁御用達を記念して作られた由緒ある商品で、求肥の餅を入れた東京大納言と一粒栗を入れたもので大人気だそうです。

「鯛安吉日」は、鯛焼き風のフィナンシェです。生地に小豆あんを混ぜており、シットリと焼き上がっていますが、名前も形もおめでたい商品です。開運札も付いています。

「隅田三彩」は、隅田三彩のせせらぎのイメージだそうで、バニラ、ココア、抹茶の3種類のバッフェルだそうです。バッフェルとは、何でしょうか?

「和三盆楓蜜バームクーヘン」は、香川の和三盆糖と楓の蜜、つまりメープルシロップを合体させたバームクーヘンのことで、香り高い芳醇な味わいとソフトな食感だそうです。

「かりんとうかりんとせ」は、細くて食べやすい姫かりんとうです。黒蜜、ゴマ、ピーナッツ、タマネギ、海苔、ワサビ、ネギ味噌、ゴボウの8種類があります。

「東京 小倉抹茶クッキー」は、小倉のチョコレートに宇治抹茶入りの生地で包んでいます。小豆の味と抹茶の芳香が口の中に広がる和菓子のようなクッキーです。

築地ちとせのお菓子

新ばし鮨処順 (寿司)
創業年等は不明ですが創業して50年以上にもなる東京・新橋にある有限会社順寿司の寿司店です。

本店が新橋にありますが、その他にも新橋に1店、丸の内の三菱商事ビル、神戸のそごう神戸店に直営店があり、計4店舗を展開しています。

また、姉妹店が調布と小金井にもあり、その他順寿司で修行した独立店が、北海道をはじめとして10数店舗あります。

テイクアウトメニューには次のようなものがあり真す。

「棒鯖ずし」は、旬のサバをスでしめて、もち米の入ったシャリで棒寿司にしています。白板昆布がのっておりソフトで奥深い期間限定品です。

本竹皮で包み、丸ガリも付いており、ハーフサイズで5切れ入っています。

「和尚さん巻」は、焼穴子とたくあんがバランスよく入っている巻寿司です。お茶漬けにもできるそうです。

「焼穴子ずし」は、明石の焼きアナゴを使用し、こだわりの味になっています。一年中大人気の商品だそうです。

「藤巻」は、特別客だけに作っていたゴージャスな太巻きです。生のりを3枚使用し、14種類の具材を入れて巻いています。直径が12cmあまり、重量は1kgとなる超特大の太巻きを切っています。

「丸がりは、当店独自のショウガの酢漬けです。スライスせずにそのまま漬け込んでいます。それを厚めに切ってお酒の肴、細く切ってご飯に混ぜて食べたりできます。

「あじずし」は、夏限定の持ち帰り商品ナンバー・ワンの商品です。50年間続く自信作だそうです。

2013年3月23日のフジテレビ系の「めざましどようび」では、特大の太巻きである「順藤巻 4,830円」が紹介されました。

鮨処 順 烏森店 (新橋)

銀座ハゲ天 (天ぷら)
昭和3年創業の東京・銀座にある株式会社渡辺ハゲ天の天ぷら店です。

創業は、東京・九段でしたが現在は銀座のてんぷら屋さんとして有名です。

東京テンプラで、胡麻油を使用し、高い油温でカラッと揚げるのが特徴です。

あまり知られていないことですが、天ぷらは代表的な日本料理ですが、同時に江戸料理、東京の郷土料理だそうです。

魚のすり身を揚げたものは、西日本では天ぷらと呼びますが、江戸ではさつま揚げと称していました。

ハゲ天などの天ぷらとは、魚介類を主として小麦粉と卵で作ったコロモをつけて油で揚げるもので、元々は屋台などで食べられていた江戸庶民の大衆的な食べ物であったそうです。

これが屋台ではなくて、専門店で天ぷらを食べるようになると、ネタなどにも高級品を使用したりして、一般的には高額の天ぷら屋さんもでてきました。

天一などは、この部類に入ります。

銀座ハゲ天が、なんばCITYにもありますが、ここの天ぷらの提供スタイルは、目の前で揚げる胡麻油の天ぷらを席まで一つ一つ持ってきてくれます。

季節素材を生かしたメニューでおすすめは、活き穴子の一本揚げです。

また店長のおすすめメニューは、刺し身や茶碗蒸しが付いて天ぷら8品の「グルメコース」です。

女性向けのおすすめコースには、天ぷら5品の「レディースコース」があります。

複数でのお食事会には、テンプラ9品の「特選コース」ですが、特選コースでも3,000円までいきません。

銀座ハゲ天 難波CITY店

五十番神楽坂本店 (中華惣菜)
昭和32年、1957年創業の中華料理店の店です。

神楽坂の本店は、1階が調理キッチンと肉まんの売店となっています。

2階と3階が中華料理店です。

1階が肉まんのショップとなっているくらいですから、肉まんで有名な店です。

大きな肉まんと小さな肉まんの2種類があります。

大きな肉まんの種類は、大定番の肉まん、特製のゴマあん使用のあんまん、鹿児島産の黒豚の黒豚肉まん、エビ・豚肉・うずら等の五目肉まん、貝柱肉まん、野菜まん、椎茸・細豚肉・竹の子の椎茸肉まん、純生肉まん、エビチリ肉まん、ピリ辛肉まん、カルビ肉まん、辛みそ肉まんがあります。

選ぶのに苦労するくらいの肉まんがありますが、最初に選ぶのはやはり普通の肉まんがいいと思います。

小さな肉まんには、ミニカスタードまん、ミニモッツレラチーズ、豚の角煮のミニトンポウロウまん、ミニ肉まん、ミニあんまん、ミニゴマあんまんを取り揃えています。

中華惣菜には、ギョウザ、海老シュウマイ、ポークシュウマイなどがあります。

なお、2012年3月27日放送の情報番組「ヒルナンデス!」の肉まんランキングで1位~6位を独占したことがありましたが、いくらなんでもこれはないでしょう。

だいたい「ヒルナンデス!」のランキングは信用出来ないものが多すぎることで有名です。

五十番神楽坂本店の肉まんと中華惣菜

崎陽軒 (シウマイ)
創業が明治41年の横浜市にある株式会社崎陽軒のショップです。

崎陽軒の屋号の崎陽は、創業者の出身が長崎であることから、長崎の美称である「崎陽」にちなむものだそうです。

横浜の名物であるシウマイを製造販売している会社です。

シウマイの販売だけでなく、中華料理店やイタリア料理店も経営しています。

看板商品のシウマイは、昭和3年に発売され、横浜の名物として定着しています。

みのもんた氏の、「ケンミンSHOW」でも、神奈川県民から大変な指示を得ていることが番組で紹介されました。

シウマイは、国産豚肉とオホーツク産の干し帆立貝柱の味が特徴で、その美味しい味は冷めても保ち続けることが有名です。

また、シウマイの箱のなかに入っている陶器製の醤油入れである「ひょうちゃん」は、ひょうたん型の容器に青い色で様々な表情が書かれており、40以上もの種類があるようです。

作者は、漫画の「フクちゃん」で有名な横山隆一氏の手になるものです。

「ケンミンSHOW」に出演した野並社長は、崎陽軒は、横浜から出る気はなく、買う方も是非神奈川・横浜で買ってくださいと言っていました。

なお、オリジナルの方法で炊きあげている白飯にシウマイとおかずが入っている「シウマイ弁当」も人気商品です。

横浜 崎陽軒のシウマイ

新潟 大阪屋 (万代太鼓)
創業が安政5年、1858年の新潟市にある株式会社大阪屋の和洋菓子店です。

初代創業者が、滋賀県犬上郡豊郷町出身でしたが、大阪で菓子の修行をしました。

その後、新潟県に行き、新潟市で「浪速堂大阪屋」の屋号でお菓子の店を始めたのが大阪屋の始まりです。

けっこう従業員の労働条件に気を使う会社のようで、昭和29年には労働基準法に基づく就業規則を作ったり、昭和47年にはいちはやく完全週休二日制の導入をするなどしています。

主に新潟県内と佐渡ヶ島にフランチャイズ店を100店舗以上も展開しています。

看板商品は、新潟銘菓の「万代太鼓」です。

年輪のように焼き上げているソフトなクッキー生地の中にクリームを入れているお菓子です。ちなみに万代太鼓とは、昭和44年の新潟祭で発足した新たな和太鼓のとことです。

このお菓子は、全国的に有名な新潟土産だそうです。

このお菓子屋さんも例に漏れず、レーズンサンドのお菓子を売り出しています。

「葡萄紀行」というもので、カリフォルニア産のレーズンを3種類の洋酒で漬け込んでいます。

このレーズンをクリームに混ぜ込んだものをクッキーでサンドするというあれです。

東京の小川軒や北海道の六花亭の商品がヒットしたものだから、全国津々浦々のお菓子屋さんが似た商品を出していますが、ま、しかたのないことかもしれません。

新潟大坂屋の万代太鼓

にいがた本髙砂屋 (餅菓子)
創業が明治10年の神戸市にある株式会社本高砂屋の和菓子店です。

創業者が神戸市で「紅花堂」の屋号で瓦せんべいを売り出しました。

明治30年に、従来の江戸きんつばを改良して「高砂きんつば」を出しました。

昭和25年には、フランス菓子のクリームパピロを新発売しました。

昭和45年には、主力商品の一つエコルセを開発発売しました。

「にいがた本高砂屋」は、本高砂屋のグループ店です。

にいがた高砂屋の本店は、新潟の魚沼市にあります。

魚沼市には、市の中心に魚野川、その支流である破間川(あぶるまがわ)、佐梨川、羽根川などの清流が貫流しています。

にいがた本高砂屋は、魚沼市の超軟水を利用しておいしいお菓子を作っています。

定番商品の「醤一位銅鑼」は、、大粒小豆を超軟水でふっくらと炊き上げ、山崎醸造の丸大豆しょう油で生地を焼き上げているどら焼きです。

「越乃団子」は、新潟県産のコシヒカリの米粉を100%使っている団子です。スムーズな口触りともっちりとした食感をお楽しみ下さい。小豆四方木、黒光貴女子、御垂子の3種類があります。

「なんともやわもち餅」は、餅のような、飴のような、ギュウヒのような、それでもどれでもない、何ともやわらかくてほんのり甘いお菓子です。きなこ、茶豆、よもぎの三種類です。

落雁諸江屋 (落雁)
寛永2年、1849年に創業の160年も続く石川県金沢市にある株式会社落雁諸江屋のショップです。

落雁は、子供の頃の想い出として、仏壇等に備えてあるお菓子で、食べてみると粉っぽくて美味しくもなんともないお菓子の一つでした。

落雁とは、米などのでんぷんの粉に、水飴や砂糖を混ぜて色を付けて、型に押して乾燥させたお菓子です。

方に押す時に、小豆アンや栗を入れることもあります。

江戸時代の加賀藩では、製菓事業に対して大いに奨励したこともあり、金沢市にあった落雁の技術も進化したそうです。

また、落雁諸江屋によると、落雁はもともと古代ギリシャで小麦粉と牛乳で作られたものだそうです。

落雁諸江屋の定番商品の一つに「塩どら焼」があります。

これは、能登半島の最先端にある珠洲で作られている天然塩を用いており、食感がいい米粉を使っているどら焼です。

さっぱりとした塩味と甘さを抑えたつぶ餡のバランスが良いどら焼です。

「軟楽甘」は、シルクロードの交流により、紀元前のギリシャでできた落雁が中国に伝わり、米粉と牛乳で唐風となり、遣唐使により「軟楽甘」として日本に伝わったそうです。

「濃茶落雁」は、加賀藩に献上された抹茶を使い、石臼をデザインした型で作られています。

つぶ餡と抹茶のバランスに優れているお菓子です。

なお、これまで「加賀小町」として販売されていたものをパッケージのデザインを変えて新たに売りだされたものです。

落雁諸江屋の落雁・和菓子

St.cousair・Gourmet Baskets (洋惣菜)
創業が1979年の長野県上水内郡飯綱町にある株式会社サンクゼールの惣菜・弁当店です。

創業者が、斑尾高原でペンション経営を開始したのが始まりです。

ペンションでの奥さんの手作りジャムが評判となったので、ペンション経営の傍らジャムの製造販売をはじめました。

その内に、NHKの「明るい農村」で紹介されました。

その後は、ワイン、ジャム、パスタソースなどを製造販売するサンクゼール等として順調に発展して来ました。

長野の飯綱町には、「サンクゼールの丘」があり、ワイナリーレストラン、ワイナリー、チャペルがあります。

また、売店も全国に28ヶ所あります。

JPタワーのテナントとなる「St.cousair・Gourmet Baskets」では、お弁当にデリカテッセンを詰めるとのことです。

サンクゼールのデリカテッセンには、パンや自家製のハム・ソーセージ、テリーヌ、パテなどがあります。

レストランのシェフが、本場のドイツで学んだものです。

ドイツ南西部のバーデンヴォッテンブルグ州のメッツゲライ(肉屋さん)でドイツ人マイスターのりブラー氏から本当のハムやソーセージを修行して来ました。

そんなドイツ仕込みのデリカテッセンが詰まったお弁当をお楽しみ下さい。

2013年3月23日のフジテレビ系「めざましどようび」では、「グルメバスケット 牛肉の赤ワイン煮込み 1,100円」が紹介されました。信州野菜がふんだんに使われて、そのうえ牛肉の赤ワイン煮込みが入っているランチボックスです。ご飯もセットでボリュームがあります。

サンクゼールのジャム・ドレッシング等

みそかつ 矢場とん (みそかつ)
創業が昭和22年の名古屋市にある株式会社矢場とんのショップです。

何と言っても、味噌かつで有名な店ですが、JPタワーのショップがレストランなのか惣菜店なのか不明です。

南九州産を中心に厳選された豚肉はふんわり柔らかく、独自ブレンドのパン粉はカリッと揚がります。
そして、旨味の決め手・秘伝のみそだれは門外不出のレシピで、一年半熟成させた天然醸造の豆味噌を使用し、創業当時の味を守り続けています。

2013年3月23日の毎日放送系列の情報番組「知っとこ!」では、「みそかつ丼 950円」が、新幹線に乗車した時のお供に最適と紹介されました。

元祖牛まぶし みわ屋 (まぶし)
創業が昭和38年の岐阜県瑞浪市にある株式会社みわ屋のお店です。

創業前には、酒や塩と言った食材を売っていました。

昭和38年に国道19号線の開通を機に食堂の「みわ屋」を開きました。メニューには、サバの煮付け、イカの生姜焼き、おでんなどが評判でした。

平成元年には、店を改築し、「飛騨牛」を取り扱うようになり「わさびステーキ」を売り出し現在でも定番のメニューとなっています。

平成17年には、飛騨牛をまぶしスタイルで提供する「飛騨牛まぶし」がメニューになりました。これが看板メニューです。

「飛騨牛まぶし」とは、岐阜名物であり、みわ屋が元祖として登録商標としています。

みわ屋だけでしか食べられない味だそうです。

言ってみれば、名古屋の「ひつまぶし」をウナギではなく、飛騨牛で食べることのようです。

飛騨牛を何度もタレの漬け焼きを行い、肉に味を浸透させ、醤油ベースの甘だれで味付けしています。

飛騨牛をご飯にのせて、そのまま、きざみ海苔とネギ・ワサビなどの薬味をのせて、お茶漬けにして食べるというまんまひつまぶしと同じ食べ方をします。

パクリといえばそれまでですが、ま、最初にやってみたもの、言ってみたものが勝ちの世界ですね。

となると他の食材でも「なになにまぶし」で元祖と称してするのも出てきそうですね。

JR名古屋高島屋のデパ地下にも、みわ屋のショップが有るようで、こちらは「飛騨牛まぶし弁当」などの弁当を主に取り扱っています。

一切作り置きをせずに、注文を受けてから目の前で調理するというスタイルです。

飛騨牛のコロッケ、メンチカツ、ハンバーグ、時雨煮などの「みわ屋本店」と同じテイクアウトメニュー未充実しています。

お弁当メニューには、「飛騨牛特上ロースまぶし」、「飛騨牛特上ステーキ重」、「飛騨牛特上まぶし」、「飛騨牛八丁味噌まぶし」、「飛騨牛並盛まぶし」などがあります。

2013年3月19日の日テレ系「スッキリ!」では、「特選牛まぶし弁当 1,780円」が紹介されました。
この弁当は、注文を受けてから黒毛和牛を焼くそうです。醤油ベースの自慢のタレで焼いたお肉をご飯の上に乗せています。

2013年3月21日、フジテレビ系の「めざましテレビ」では、「牛まぶし 1,780円」」が紹介されました。どうも「スッキリ!」で紹介された「牛まぶし 1,780円」と同じものではないかと思われます。
食べ方は、名古屋のひつまぶしと同様で、1 そのまま食べる 2 ネギや山椒などの薬味と一緒に食べる 3 お茶漬け用のお出汁(110円)で食べる とバラエティに富んだ食べ方をお楽しみください。

2013年3月21日のテレビ朝日系の「やじうまテレビ!」では、「牛まぶし弁当 1,780円」が紹介されました。長年にわたってしょう油を基本とする甘辛いタレをつけながら焼いているそうです。

元祖牛まぶし みわ屋の飛騨牛まぶしや惣菜