南側テラスから直接行くことができるエリアには、「東京ロビー」などの飲食店舗が入っています。

旧東京中央郵便局舎を保存・再生したエリアには、「桂新堂」などの物販店舗がテナントして出店しています。

丸の内珈琲茶館・会 (喫茶)
創業が1997年の東京都新宿区箪笥町にあるタリーズコーヒージャパン株式会社の喫茶店です。

シアトル発祥のスターバックスやシアトルズベストコーヒーなどと同じスペシャルティコーヒーショップを経営しているのがタリーズです。

三和銀行員であった創業者が、アメリカで飲んだコーヒーに感激し、第1号店の銀座店をスタートに日本での店舗展開に乗り出した会社です。

現在では、460店舗以上のタリーズのショップがあります。

2006年には、株式会社伊藤園の子会社となっています。

タリーズの看板コーヒーが、エスプレッソです。

イタリアでのエスプレッソの飲み方は、デミタスカップに砂糖をたっぷり入れて、2~3口で飲み干します。

タリーズのエスプレッソは、たっぷりのミルクを入れるエスプレッソビバレッジと言われるもので、甘みがあるスチームミルク入れるもので、オーダーをされてから手動式のエスプレッソマシンで抽出しています。

JPタワーのテナントとして入る「丸の内珈琲茶館・会」では、和と洋の出会いの場としており、肩肘張らない本格的日本茶や熟練のバリスタが作るコーヒーを提供予定です。

インテリアも、居心地の良い和モダンな空間とするようですが、一味異なるタリーズのショップとなるようです。

ラテ・カプチーノで旨味爆発!“シアトル・ブレンド”100g

千疋屋総本店フルーツパーラー (果物・洋菓子)
創業が天保5年、1834年の東京・日本橋室町にある株式会社千疋屋総本店の果物専門店です。

一口に千疋屋といっても、東京日本橋の千疋屋総本店、京橋の京橋千疋屋そして銀座の銀座千疋屋と3社あります。

京橋と銀座の会社は、総本店から暖簾分けされたものです。

千疋という屋号は、江戸時代の武蔵国埼玉郡千疋の郷と言う現在では埼玉県越谷市東町付近の地名から来ています。

そこに住んでいた槍術の指南をしていた侍の弁蔵という人が日本橋人形町に「水菓子安うり処」の看板を出し、果物と野菜の店を開いたのが創業です。

この店は、後に徳川家の御用商人となりました。

明治になると大いに商売は発展し、日本橋室町に最新式の洋館3階建ての店となり果物専門店として大成功しました。

千疋屋のフルーツパーラーは、大正2年の1913年に開業しました。このフルーツパーラーという言葉も千疋屋が最初にはじめたものです。

都内でフルーツパーラーの有名な店は、万惣、新宿高野などがありますね。

パーラーという語には、様々な意味がありますが、フルーツパーラーの場合は、基本的にはお客を果物でもてなすことを意味しており、フルーツの販売のみだけでなく、果物をメイン食材とする飲食店のことです。

千疋屋フルーツパーラーの看板商品は、7種類の果物を飾り付けている「千疋屋スペシャルパフェ」があります。

また、定番と定着しているのは、フルーツを楽しむために生クリームの甘さを控えている「フルーツサンドイッチ」も魅力的です。

意外ですが、選りすぐりの豚肉とタマネギを赤ワインで煮込んだものに、マンゴーでアクセントをきかしている「スペシャルマンゴーカレーライス」も見逃せない逸品です。

千疋屋のマンゴーカレー

Mary’s cafe (カフェ・チョコレートショップ)
1950年創業の東京都大田区大森西にある株式会社メリーチョコレートカムパニーのカフェ兼チョコレート販売店です。

日本で初めてバレンタインチョコレートを販売した会社としても有名ですね。

現在では、ロッテグループの一員となってしまいましたが。

さて、JPタワーのテナントであるMary’s cafeは、フランスの中央地域にあるセント・ヴァレンタイン村 SAINT VALENTIN にあるミシュラン1つ星のレストラン「オ・キャトーズ・フェブリエ」 Au 14 Fevrier と提携したカフェだそうです。

このレストランは、もちろんフレンチですが、スタッフというかシェフというか日本人が参加しているようです。

日本で初めてバレンタインチョコレートを売りだしたメリーとフランスのセント・ヴァレンタイン村にある「2月14日」と称するフレンチレストランでコラボした店であれば、どうしても2月14日のバレンタインデーにターゲットとなる店には間違いありません。

マスコミも飛びつきたくなるような店ですが、残念なことにJPタワーの開業は、3月21日ですからタイミングが悪すぎます。

来年のバレンタインデーには、テレビのグルメ番組には取材が殺到するでしょう。

当面は、オリジナルチョコレートの販売やエスプレッソやチョコレートを食べることができるサロンでオシャレなフランスの雰囲気を楽しむことですね。

メリーチョコレートのチョコレート

東京ロビー (COFFEE・BAR)
創業が1958年の東京・新橋にあるユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社のコーヒー&バールです。

UCC上島珈琲の関連企業で、ヨーロッパやアメリカを発祥とする「カフェ文化」に対抗して、昭和の時代に全盛期であった日本オリジナルの喫茶店文化を見直していくということで、レトロモダンをベースにした「上島珈琲店」を主に、関東や関西で展開している会社です。

1933年に、UCC上島珈琲株式会社の前に「上島忠雄商店」が開業しましたが、創業者の飲んだコーヒーの感動をきっかけに「上島珈琲店」が始まりました。

上島珈琲店では、昭和の喫茶店でよく用いられていたコーヒーの抽出法、サイフォン方式とネルドリップ方式のうち、ネルドリップ方式を採用しています。

ちなみに、先日、BSジャパンの情報番組「NIKKEI×BS LIVE 7PM」の女性司会者がサイフォン方式のことを全く知らなかったので愕然としましたが、よく考えるとスターバックス等のシアトル系スペシャルコーヒーが全盛の時代には、コーヒーの淹れ方を知らないのもしかたがないのかもしれません。

家庭で淹れるにしても、フィルターで淹れるのはいいほうで、インスタントや一杯立ての簡易な方法で淹れることが当たり前で、ネルドリップやサイフォンなどは時代遅れになっています。

「東京ロビー」では、上島珈琲店方式ではなく、クロス・カルチュラルをコンセプトにしており、これもよくわからないコンセプトですが、昼と夜の業態をカフェとバールにするというものです。

つまり、昼は、ハンドドリップ・フレンチプレス・水出し・エスプレッソなどの様々な抽出法でコーヒーを提供します。

夜には、個性あふれるカクテルを新しいスタイルで提供するそうですが、これがバールというのもよくわからない表現です。

これでは、せっかくの上島珈琲店のオリジナルな日本の喫茶文化を守っていくというスタイルから外れだしたような店ですね。

UCCのコーヒー豆

BEERSPICE SUPER “DRY” (ビアパブ)
創業が明治22年、1889年の東京都墨田区吾妻橋にあるアサヒビール株式会社のビアパブです。

最初の最初は、創業者が大阪市で「大阪麦酒会社」というものでした。

アサヒビールは、キリンビールに次いで、長らく日本のビール市場で2位を保っていましたが、業績不調が続き、1980年台前半には4位寸前まで落ち込みました。

しかし、あの「アサヒスーパードライ」を発売し、驚異的な業績が回復を果たし、2001年にはビール市場トップまでになりました。

アサヒビールの直営のパブは、平成13年に設立された東京・日本橋人形町にあるアサヒビールフードクリエイト株式会社という子会社が運営しています。

全国に相当な数の店舗を展開していますが、首都圏だけでも東京スカイツリーの「BEER&PUB SUPER “DRY”」、「スーパードライ新宿」、「スタジオバール横浜ジョイナス」など 15店舗展開しています。

この中で、東京スカイツリーにある「BEER&PUB SUPER “DRY”」が姉妹店らしいので参考としてこの店の情報を紹介します。

スカイツリーの店では、10本のドラフトビールタワーを常設して、世界各国のビールを楽しむことができますが、JPタワーのテナント店では、ハイクオリティな樽生ビールが売りのようです。

また、料理については、刺激的なスパイス料理を提供予定ですが、スカイツリーの店では、スパイシービーフとチーズポテトの「ロールタコスの2種盛り」、黒胡麻を効かせた「スパイシーシュリンプフライなどがありますので、これらのメニューが登場するかもしれません。

2013年3月23日放送されたフジテレビ系の「めざましどようび」では、「氷点下のスーパードライ エクストラゴールド 550円」が紹介されました。ビールが凍るマイナス2℃の温度ギリギリで冷やされてイルビールです。

アサヒビールの生ビール

BURDIGALA STAND (ベーカリーカフェ)
創業が昭和11年の東京・芝にある株式会社トリコロールのベーカリーカフェです。

全国の主要なデパート、駅ビル等に出店していて、店舗数は130以上にもなってい1ます。

BURDIGALAは、トリコロール社のブランドですが、主に4つのジャンルに分類できます。

「BOULANGERIE BURDIGALA」は、パリの街角にあるようなパン屋さんです。東京広尾、大阪、横浜、川崎、京都に店舗があります。

「BURDIGALA CAFE」は、ブランチなどを楽しめる上質なカフェで、東京にあります。

「BURDIGALA EXPRESS}は、ターミナル駅にあるイートイン付きブーランジェリー、パン屋さんです。東京、京都、木更津にあります。

「danish✕danish by BURDIGALA」は、ブルディガラのデニッシュ専門店です。JR辻堂駅のテラスモール湘南にあります。

さて、JPタワーにテナントで入る「BURDIGALA STAND」は、上の4つのブランドジャンルには入っていませんので新業態だと思われます。

ベーカリーカフェですから、「BOULANGERIE BURDIGALA」と「BURDIGALA CAFE」の良いとこどりをしていそうです。

本格的な欧州のパンやサンドイッチ、コーヒーなどに加えて「キッテ」店の限定商品も登場予定です。

BURDIGALAのスイーツ

宗家 源 吉兆庵 (和菓子)
創業が昭和22年、1947年の東京・銀座に本社がある株式会社宗家 源 吉兆庵の和菓子店です。

本来は、岡山市の会社です。

岡山はフルーツが名産ですが、その四季折々のフルーツを使用した和菓子の製造販売をしています。

グループ会社には、鎌倉源吉兆庵、京都菓匠清閑院、奈良香寿軒、日本橋屋長兵衛などがあります。

また、岡山本店、鎌倉本店には、吉兆庵美術館が併設されています。

海外出店にも積極的で、1993年のシンガポールとロンドンの出店後、ニューヨーク、パリ、バンコクにも進出していますが、ロンドンはピカデリー、ニューヨークは五番街と目抜き通りに店を構えています。

定番の商品は、春はさくらんぼをそのままゼリーでくるんでいる「さくらんぼ」。

夏は、「マスカット・オブ・アレキサンドリア」と言う高級ブドウの周囲に砂糖をコーティングしている「陸乃宝珠」。

秋は、干した柿の中に白あんを入れている「粋甘粛」。

その他には、人気放送作家の小山薫堂氏の著作「恋する日本語」に書かれている言葉をテーマとしている「恋する和菓子」などがあります。

なお、バレンタインの季節には、期間限定でショコラ餅が発売されます。

宗家 源 吉兆庵のお菓子

桂新堂 (えびせんべい)
創業が慶応2年、1866年の名古屋市熱田区金山町にある桂新堂株式会社のえびせんべいのお店です。

高級海老菓子の製造販売をしています。

名古屋のえびせんべいといえば、「坂角のゆかり」が有名ですが、桂新堂もえびせんべいの老舗です。

「えびせんべい」とは、米粉を素材とする一般的な煎餅とは異なり、えびせんべいはジャガイモ等のデンプンと海老を食材として作られています。

海老の生身もしくは乾燥させ、そのまま使うかすりつぶしたものを焼いたり油で揚げたりします。

ちなみに、海老と米粉で作られたものは、「エビおかき」や「エビかき餅」などと称されているようです。

定番商品の「海老づくし」は、九州・沖縄産の「車えび」、北海道や日本海沖産の「甘えび」をそれぞれ食材の味を損なわないように焼き上げています。

「炙り焼き」は、海老の身をタップリと使用し、炙って仕上げています。「甘えび」と「赤えび」の2種類があります。

「甘えび姿詰合せ」は、北海道日本海沖で「エビカゴ漁」という方法で漁獲された甘えびを、そのまま姿と味を保ちながら焼き上げています。

「えび姫」は、海老すがた、あーもんど、抹茶、梅、いかすみ、南瓜、海苔、赤えび炙り焼きの8つの種類があるえびせんべいの詰合せです。

2013年3月23日のフジテレビ系の「めざましどようび」では、桂新堂の海老せんべいを紹介していました。

「海老づくし 2,100円」は、海老の格好がそのままで、印象が大の海老せんべいです。

「東京海老たより 525円」は、KITTEだけの限定で新しい東京名所のスカイツリーや、上野動物園のパンダなどのイラストが載っています。

桂新堂のえびせんべい