お弁当ストリート 大丸東京店デパ地下 B1

2012年の8月22日に増床オープンされた大丸東京店のデパチカは、東京駅直結といった立地特性から東京駅に乗降する1日100万人の通勤・旅行・出張客をターゲットにしてアクセス客の増加を期待しています。

そのため、全長60メートルを超えるお弁当ストリートで23店舗による1000種類以上のお弁当を取り揃え、日本最大級の弁当売場が誕生しました。

東京の老舗弁当店や築地市場の新しいお弁当、新幹線や特急列車内でも楽しめるようなお惣菜を取り揃えています。

お肉の細道と相まって、これで東京駅のグルメもお弁当を中心にますます盛り上がってきています。

築地 鈴富  (寿司・惣菜)
東京の台所、築地市場にあるお寿司屋さんです。
築地の主役はなんといってもマグロです。
鈴富は、天然のマグロを専門に扱う仲卸業者でもあります。

仲卸とは、卸売業者と小売業者を仲介する業者で分かりやすく言えば街の魚屋さんは仲卸から魚介類を仕入れています。
そのため、鈴富は、日本橋ほうらい、神宮前おけいすし、飛騨高山みちや寿司、諏訪うなぎ小林などの名だたるお店や海外でもNOBUなどと取引をしています。

その鈴富の看板商品は天然マグロです。

お弁当ストリートのお店でも、マグロを主体とする弁当を販売しています。
特に、「鮪ガッツリ丼」には、天然まぐろの赤身、漬け、腹部周りのトロであるハラモ、炙りトロが入っており、彩りも鮮やかです。

また、鮪ミックス丼では、まぐろのカツ、竜田揚げ、メンチカツなどがのっており、マグロをバラエティ豊かに味わえます。

このお店は、2012年8月28日放送のTBS系「ヒルナンデス!」と日本テレビ系の情報バラエティー番組「スッキリ!!」で取材されましたが、スッキリでは、鈴富重が紹介されました。

お弁当ストリートに入っているのに、このお店のお薦めは、弁当ではありません。最新の技術を採用し、天然魚本来の旨味を自然解凍するだけで楽しめるという「刺身」5,250円です。ちなみに4~5人前だそうです。

築地 鈴富のまぐろ漬け丼・惣菜

トレインリカー  (和洋酒)
なかなか情報がないのですが、大丸直営のリカー売り場です。
お弁当や惣菜に合わせて選ぶことができるお酒やソフトドリンクを豊富に揃えています。
柿安  (牛めし)
日本全国、百貨店等のデパチカには必ずといっていいくらい出店してくる柿安です。
当然、東京大丸のデパチカ、お弁当ストリートにも出てきています。

お弁当ということで、牛めしです。

一説によると、牛めしは全国で月額1億円も売れており、柿安の惣菜部門の売上の1割にもなっているそうです。
国産の黒毛和牛のお肉を使用しているのに比較的安く提供しているのが人気がある理由だと思います。

弁当状の箱に、ご飯が敷いてありその上に甘辛く味付けされているスライス牛肉がのっています。
おかずには、ホウレン草おひたし、玉子そぼろとモヤシ炒めといったところでしょうか。季節により微妙に変わるようです。

お店からのおすすめの弁当は、明治4年の創業から受け継ぐ秘伝のタレで焼き上げた黒毛和牛の旨味は圧巻の「黒毛和牛 牛めし」1,100円です。

柿安のお惣菜

日本橋 弁松総本店  (仕出し)
甘辛い、濃ゆい江戸日本橋の味を守り続けている日本初めての仕出し弁当専門店です。

公式サイトの会社沿革の欄が、1850年「弁松」創業、1948年「有限会社日本橋弁松総本店」設立折詰弁当製造販売とたったこれだけ。
老舗の多くが、お店の歴史や沿革を長々と書きたがるものですが、割り切りがいいというか過去にこだわらないというか、単に書くのが面倒だったのか。

弁松総本店の味付が濃ゆいのは、創業当初から変わっていません。

理由は、日持ちさせるため、肉体労働に耐えられるようにカロリーを高くしたため、砂糖が高価な時代に江戸っ子が見えを張ってたくさん入れたため、江戸っ子は中途半端な味が嫌いではっきりとした味を好んだためなどと諸説があるようです。

ただ、この甘辛い、濃ゆい味が弁松本店のアイデンティティのため、時代に合わせて変える気はさらさらないようです。

自慢のお惣菜には、百人一首にも出てきた「たこの桜煮」、定番の「野菜の甘煮」、「しょうがの辛煮」、「玉子焼」、「豆きんとん」、「メカジキの照焼」、「信田巻」などがあります。
いずれも江戸の味です。

弁松の定番弁当は、「並六」で最初に買うならこれと弁松もすすめています。
並六とは、弁松の特色である経木折のサイズで、六は、六寸を表し、16.4cmの大きさです。

並六の上には、「並六上」「並かし七」「並七」「本七」「本七丸」とランクが上がっていきます。

なお、ここのお弁当は、経木の折りで北海道のエゾ松や黒松で作られています。これも江戸の伝統なのでしょう。

ハンバーグやステーキの弁当もいいのですが、たまには江戸情緒にひたれる弁当もいいのではないでしょうか。

大丸東京店では、次のようなお弁当があります。
並六(997円)の中には、玉子焼、魚の照焼、しょうがの辛煮、野菜の甘煮、豆きんとんが入っています。ちょっと高くなりますが赤飯も選べます。 
並かし七(1470円)は、大ぶりのメカジキ照焼などが入っています。食べ応えのあるお弁当です。
白詰(903円)は、メカジキ照焼や甘煮のサトイモなどが入っており、これも濃ゆい味付のお弁当です。
蛸の桜坂(1302円)は、江戸風たこ飯の風味と食感、魚介も十分に入っていて、シンプルな味わいの野菜の甘煮がナイス。

なお、お店からのオススメは、江戸の味と技を守り続ける老舗の折り詰めで、帰りの車中でもいかがの「こよい」777円。

なだ万厨房  (料亭)

これもデパ地下では超お馴染みのなだ万です。

1830年に長崎生まれの灘屋万助と言う創業者によって、大阪で創業されました。

しかし、本社は東京の新宿四谷にありますので、一体地域的なアイデンティティはどこにあるのかと思っています。

店主が、西園寺公望の訪欧に付いて行ったり、1970年代からは、帝国ホテル、ロイヤルホテル、ホテルニューオータニに日本料理店を出店するなど権威を強化してきましたが、極めつけは1986年の東京サミットを山茶花荘で開催できたことでしょう。

国内の店舗展開にも熱心ですが、香港、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、北京、上海、広州とこれまたビックリするほど進出しています。
住友、三菱、三井などの財閥や明治の文豪なども贔屓にしていました。

なだ万の惣菜の人気ナンバーワンは、ナスを素揚げにしてから出しで炊いたものと薄味のサトイモの「茄子と小芋そぼら餡」。
なだ万伝統の味として、素揚げしたカレイに、きくらげ、ニンジン、タケノコ、しめじ、ナス、シイタケ、赤ピーマンの入った甘酢あんをかけた「鰈野菜餡かけ」。

もちろん、なだ万の西京漬けも定評があります。

お弁当には、四季折々の季節の弁当、今月の弁当などがありますので、これからチョイスすればいいと思いまs.
ただし、価格は若干高めですので、ほか弁の感覚で買わないように。

お弁当ストリートのお店では、次のようなものがあります。
桐(1575円)は、なだ万厨房では人気がトップです。ご飯と合う煮物や焼き物が絶妙です。
葵(2100円)は、季節の食材の惣菜と炊き込みご飯が嬉しい華やかな松花堂弁当です。
紫(1050円)は、月替わりの炊き込みご飯や旬の美味しい物を少しづつお楽しみください。
藤(3150円)は、八角形の他とはちょっと違う折に、旬の食材がタップリ入っています。特別なおもてなしにも最適です。

なお、お店からの一押し弁当は、秋の味覚の松茸御飯も楽しい、人気の二段弁当の「松茸御飯弁当」2,499円です。11月18日までの限定販売です。

なだ万の惣菜

銀座天一  (天ぷら・天丼)
銀座で天ぷら料理の老舗、創業は昭和5年の1930年です。

政界、財界の御用達、文化人のサロンですから値段は推して知るべしです。

天一では天ぷらのことを天冨良と呼ぶそうです。

当初は、日本橋人形町、親子丼の玉ひでのあるところですが、すぐに銀座に引越しました。
銀座では新しいことを初めて人気となって行きました。

新しいこととは、夏でも営業したことです。
エアコンのない時代の天ぷら屋さんは、夏の季節は営業をしていませんでした。
そこで、天一では冷房機械を設置して、夏の営業ができるようにしました。

大丸東京での天一では、天丼があります。
天一の天ぷらは、コロモが厚く、甘辛いタレです。弁当としては、冷えても厚いコロモがタレを吸って美味しくなるのが特徴です。

特製弁当(3675円)は、才巻海老、キス、穴子、小海老かき揚げ、アスパラなどいろいろな天ぷらが入っています。
特製天丼 宴(1575円)は、築地から仕入れた新鮮な魚を使っており、素材の確かさはさすが老舗です。
特製天丼(1050円)は、自家製のゴマ油で揚げた天ぷらを秘伝の甘辛タレで仕上げています。

お店から食べていただきたいお弁当は、定番の海老をはじめ、かき揚げや野菜などが入っていて、オリジナルの甘辛タレも美味しい「天丼弁当 松」1,050円です。

日本橋 伊勢定  (うなぎ)

日本橋にある江戸前の蒲焼の鰻屋さんです。

蒲焼とは、江戸料理の一つで江戸の郷土料理の一つでもあります。
江戸前というか、関東では、一度素焼きをしてその後蒸して余分な脂を除くようにしています。それからタレを付けて再び焼いています。

関西では、腹裂きをしてから、焼くだけで、関東のように蒸したりはしません。
どちらが良いかは、好みでしょうが、グルメで知られる魯山人は、東京の蒸し焼きに軍配を上げているそうです。

伊勢定は、言うまでもなく関東風の蒲焼です。
材料のうなぎは、天然より旨い養殖ウナギを目指しているそうです。と言うことは養殖ウナギを使用しています。
お米は、うなぎに負けないように長野県産のコシヒカリです。

大丸東京店では、12階にレストランがあります。
お弁当としては、うな重弁当があり、正統派の折包みと言う感じです。

うなぎ弁当小 1890円 は、伊勢定の味はそのままでボリュームを少なめにしており女性におすすめです。
うなぎ弁当中 2415円 は、選び抜いた国産のうなぎを使用しており、手間ひまかけた関東風の蒲焼で、秘伝のタレが美味しい。

お店からのオススメ弁当は、ヒモを引っ張ると容器がホッカホッカになり、いつでも出来立てのうな重が楽しめる「あったかうな重」3,150円です。

日本橋 伊勢定 大丸東京店

青山まい泉  (とんかつ)

まい泉と関連するお店は、いろいろあって、すき焼の今半のようにどれがどれだか混乱することがあります。

青山まいせんは、東京渋谷神宮前にある井筒まい泉株式会社のお店です。

本家本元は、文京区の湯島にある井泉本店で、ここがあのキャッチフレーズで有名な「お箸で切れるやわらかいとんかつ」を最初にはじめました。
昭和5年に、初代の石坂一雄しが創業したものです。

長年、同店で修行した方に暖簾分けで〇〇井泉の名前を与えており、また同点から独立した店には〇〇泉という屋号を使っています。

それで、井筒まい泉は、井泉から独立したお店ということになります。

ところが奇妙なことに、井筒まい泉の公式サイトの会社概要の「まい泉の四十年の歩み」には、一切、井泉の記述がありません。
なんのキャリアもなく一主婦であった創業者の小出千代子氏が起業した会社と書いてあります。

おそらく、井泉とまい泉の間に何らかの確執があるのかもしれません。
まい泉のキャッチフレーズも井泉と同じ「お箸できれるやわらかなとんかつ」ですから、関係がないはずがありません。

大丸東京店のデパ地下のお店では、次のようなお弁当があります。

たっぷりロースかつ弁当(945円) お店独自のパン粉を使用し、じっくり揚げたサクサクして柔らかなロースカツです。
やわらかヒレかつ弁当(997円) 厳選した食材と作り方で豊かな味わいと食感をお楽しみください。
味わい弁当(1050円) ヒレ、海老、イカのフライが入っていて、バラエティ豊かな味です。
つばき御膳(1575円) ヒレかつ、銀だら、煮物などにまい線のこだわりが入っています。

また、お弁当だけでなく、まい泉と言えば、あの有名なヒレカツサンドも名物です。
ヒレかつサンド(388円~2331円)は、やわらかなヒレかつと、自家製ソースとパンのコンビネーションが絶妙です。

なお、大丸東京のお店からのオススメ弁当は、沖縄の自然の中で肥育されている紅豚のロースは、さっぱりとした脂が特徴の「紅豚ロースカツ丼」1,050円です。

最後に、大丸東京店の12階にはまい泉のレストランもありますので、とんかつで食事を楽しみたい方にはこちらへどうぞ。

まい泉 大丸東京店

銀座四丁目スエヒロ  (ステーキ)
キャッチフレーズが「ステーキと言えばスエヒロ」のスエヒロです。

そもそもは、明治44年に大阪北新地で誕生した「ビフテキのスエヒロ」が東京へ進出してきたものです。

銀座四丁目スエヒロと店名はなっていますが、銀座四丁目に行ってもお店はありません。
何とも紛らわしいのですが、スエヒロ商事というのが経営母体なのですが、公式サイトの「スエヒロの歴史」によると昭和45年には銀座四丁目に銀座四丁目店を開店しました。

ところがこの銀座四丁目のお店は、平成16年12月31日に閉店してしまいました。
閉店時の同社のアナウンスによると、近隣に新しい店舗を開店すべく努力しますとありますが、7年以上たっても実現できていないようです。

銀座四丁目スエヒロという屋号のまま、銀座四丁目にお店がないということは、そろそろ屋号から銀座四丁目を取る時期にきているのではないでしょうか。

銀座四丁目スエヒロの名称で大丸東京店に出店するくらいなら、銀座四丁目という店名を変更しない限り優先順位としては銀座四丁目に新店を出店するほうが先でしょう。

消費者に実態がないのに銀座四丁目の良いイメージを利用して商品を売り込もうとする姿勢には疑問を抱かせます。
銀座資生堂パーラーが、銀座のお店が閉店したらそのまま銀座資生堂パーラーとい名称を使うでしょうか。

お弁当ストリートのお店のお弁当には次のようなものがあります。

・炭焼サーロインステーキ弁当・華(1290円)は、サーロインステーキを備長炭で焼き、風味がある土佐醤油で味付けしています。
・牛肉三昧弁当(1050円)は、サーロインステーキ、牛肉そぼろごはん、ハンバーグなどの牛肉のバラエティをお楽しみください。
・炭焼サーロインステーキ弁当・扇(1575円)は、醤油味のサーロインステーキを野菜とともにご堪能ください。
・炭焼ヒレステーキ弁当(2625円)は、柔らかなステーキを少しだけと言う要望に応えた弁当です。

大丸東京店のイチオシは、選りすぐりの黒毛和牛の旨味と食感が優れていて、宮城県産のお米のひとめぼれを使用している「黒毛和牛厚切りステーキ弁当」1,365円です。

銀座四丁目スエヒロのお肉の惣菜

牛たん かねざき  (牛たん)
牛たんといえば仙台ですが、仙台の牛たんといえば一番有名なのが炭焼牛たんの利久でしょう。
珍しく、お弁当ストリートには出店して来ませんでしたが、調べてみると大丸東京店内には12階のレストラン街を含めて利久のお店はないようです。
大丸には嫌われているのでしょうか。

さて、牛たん かねざきですが、どうも仙台市にあるかまぼこのメーカーである株式会社鐘崎と言う会社が経営しているようです。

名物の笹かまぼこなども作っているようですが、なぜか牛たん かねざきと言うブランドを持ち、仙台市には2店ほど展開しているようです。

これくらいの規模の牛たん店が、東京駅直結の大丸東京店のお弁当ストリートという目抜き通りに出店してきているのすから、すごいと言えばすごいというか、利久が出店して来なかったから棚からぼた餅なのでしょうか。

正直、牛たんなどは、どこで食べても一緒のような気がしますが、利久の牛たんとはどのくらい違うものなのか興味はありますね。

日本テレビ系の「スッキリ!」のレポートによると、この店はお肉の細道に分類されていました。

牛たんについては、職人が十分に下ごしらえしており、約1センチの厚切りで、牛たんのもつ本来の旨味を活かすためにあえて味付はシンプルに塩のみだそうです。

「スッキリ」のおすすめの弁当は、大丸東京店限定販売の「厚切り牛たんステーキ弁当」で、ジューシーでボリューム満点だそうです。

また、大丸東京のかねざき、お店からののオススメも、違いが分かる、味わい&柔らかさ、こだわり素材だけを使っている自慢の一品の「厚切り牛たんステーキ弁当」1,480円です。

鐘崎の炭火焼牛たん

タキモト  (創作寿司)
公式サイトもなく情報が少ないお寿司屋さんです。

お弁当ストリートのお店はテイクアウト専門です。

創作寿司ですから、普通のお寿司以外がメインです。

中でも、「贅沢ミルフィーユ」は、容器に寿司飯と具材が交互に入っていて、上部にはエビ、カニ、イクラそして数の子等がのっています。
寿司飯でサンドされている具材には、鮭のほぐした身が入っています。
鮭の他には、カレイバージョンもあります。

タキモトの定番には、海鮮ミルフィーユ丼があります。季節に寄って入っている具材も変化しますが、例えば、イクラ、サーモン、数の子、エビ・カニ・サケのフレークなどが入っており具沢山の丼です。テレビや雑誌なども多く紹介されている一品です。人気が高いために午後には売り切れることもあるそうです。

ねぎトロ丼は、ネギとろDON!と書かれていますが、ねぎトロの他にもイカオクラ、穴子、タクアンなどが入っています。

創作寿司以外にも、オーソドックスな鯖寿司、めはり寿司、あなご一本巻きなどもあります。

かつて東京駅で一世を風靡した新鮮な海の幸がたっぷりの海鮮弁当が復活しています。「海の宝玉 第一章」1,365円です。

知床鮨  (蝦夷前寿司)
江戸前ならぬ蝦夷前寿司だそうです。
株式会社知床鮨が経営母体と思われますが、公式サイトも見当たりません。

大丸東京店だけでなく、門前仲町、池袋東武百貨店にも店舗があるようです。

大丸東京のデパ地下には、このお店は以前からありました。
お手頃な寿司のお弁当でそのコストパフォーマンスには定評があります。

季節の旬の魚介類をお弁当にしてくれるのも嬉しいところ。

お弁当ストリートのお店には次のようなお弁当があります。

・いくら一山(1150円)は、北の漁場で採れたフレッシュなカニ、サケ、イクラをふっくらと炊きあげたご飯とどうぞ。
・三色ちらし(1360円)は、ウニ、イクラ、カニをふんだんに盛りつけた彩りも鮮やかなお弁当です。
・海鮮丼(1450円)は、10種類以上の具を盛り込んでいます。豪華なお弁当です。
・知床ちらし(1500円)は、海鮮の中でも人気があるウニ、イクラ、カニ脚が入っている豪快なお弁当です。

お弁当ストリートのお店の一押し弁当は、まるで海鮮の宝石箱、どっかで聞いたようなセリフですが、選び抜いた北海の海の幸10選を、贅沢に盛り付けている「メガ丼 北海道三昧贅沢丼」1,680円です。

穴子寿司 平島 (寿司)
このお寿司屋さんもあまり情報がありません。
穴子寿司と店名に冠しているのですから、穴子を使う寿司が得意なのでしょう。

大丸東京店のパンフレットからのお店からのオススメ弁当は、長崎対馬産の穴子を使った一膳で、トロけるような穴子の食感と豊かな風味を楽しめる「特選穴子重」1,300円です。

シウマイ 崎陽軒  (シウマイ)
ご存知のシウマイの崎陽軒です。

横浜名物といえば崎陽軒のシウマイ、シウマイといえば横浜の崎陽軒と言われるくらい全国的にも有名です。

崎陽軒では、焼売をシウマイと表記します。

シウマイの製造販売だけでなく、中華料理店やイタリアンレストランなども経営してます。
崎陽軒という屋号は、創業者が長崎出身の方で、長崎を中国風に美しい言い方をすると「崎陽」となるのでそこから取ったそうです。

創業は、明治41年、1908年です。
4代目の横浜駅長の久保久行氏は、定年退職後、横浜駅構内営業の許可を妻名義で得ました。

その後、昭和3年に崎陽軒のシウマイを独自に開発し売りだしたそうですが、じゃ、明治41年からそれまで何をしていたのかというと不明です。おそらく弁当か何かを販売していたのでしょう。

昭和27年に獅子文六の小説「やっさもっさ」が映画化された際に、横浜のシウマイ娘が登場し全国的に知られるようになりました。ちなみにテレビ番組笑点の司会者の桂歌丸師匠の奥さん、冨士子さんは横浜駅でシウマイ娘をされていました。

昭和29年、1954年には崎陽軒の看板商品、シウマイ弁当が売りだされました。

昭和30年の1955年には。シウマイと一緒に入っているしょう油入れ、ひょうちゃんが誕生しました。

崎陽軒のシウマイは、ずっと昭和3年のレシピのまま作り続けています。豚肉と干帆立貝柱が入っており冷めても美味しいのが特徴です。

大丸東京店デパ地下のお店では次のようなお弁当があります。

・シウマイ弁当(750円)は、昭和29年に発売してから、横浜駅の駅弁として長い人気があるお弁当です。
・帆立ごはん弁当(980円)は、帆立貝柱の旨味がタップリと入っている炊き込みご飯とシウマイのお弁当です。
・大丸限定特別弁当(1020円)は、シウマイといろいろな惣菜が入っています。
・特選御料理弁当(1575円)は、中華だけでなく、和の味わいもあり食べ応えのあるお弁当です。

最後に、お店からのオススメも、これぞ横浜名物、昭和29年登場してからずっと人気の「シウマイ弁当」750円です。

崎陽軒のシウマイ

築地 魚弁 味の浜藤  (魚弁当)

味の浜藤株式会社が経営する魚弁当の専門店です。
築地のお魚を中心にして、山形県産のお米「つや姫」を使って作るお弁当です。
東京駅グランスタにある惣菜と弁当の店「てとて」も同じ味の浜藤のブランドです。
味の浜藤の本社所在地は東京都江東区の東雲にあります。
魚弁の他にブランドは、味の浜藤」、「藤兵衛」、「周防」、「築地はまとう」、「味の浜藤築地本店」、「てとて」と多く運営しています。

銀だらと白味噌がハーモニーを奏でています。銀だらのホロホロとした食感が楽しい「築地の銀だら 西京焼弁当」1575円がおすすめです。

味の浜藤 西京漬詰合せ

地雷也  (天むす)
名古屋名物の天むすのお店です。
天むすとは、塩味が美味しいエビの天ぷらといっしょになったおにぎりのことで、三重県津市が発祥です。

昭和32年、1957年頃に津市の天ぷら定食店「千寿」で生まれたものですが、最初は商品ではなくて賄いでした。
何でも、食堂のオカミさんが忙しすぎて、ご主人の昼食用として車エビの天ぷらをおにぎりの中に入れて出していたものだそうです。
現在、千寿は天むすのお店となっています。

なお、千手以外の店でも付け合わせには、キャラブキがついていることが多いのですが、これは千寿のご主人がタクアンが嫌いだったのでタクアンは付けないようになったそうです。

津市で誕生した天むすですが、現在は名古屋、中京圏で広く名物として知られており、いわゆる名古屋めしのひとつです。
主に、車エビではなくて、尾を取ったアカシャエビの天ぷらが使用されています。

地雷也は、昭和62年に名古屋サカエチカ街でオープンしました。主に、デパ地下や高速道路のサービスエリアで店舗を展開しています。

天むすの種類は、天然の竹の皮で放送している天むすの他にもミネラル、食物繊維、アントシアニンが多い黒米てんむす、高菜独特の食感とピリ辛の高菜天むすがあります。

天むすが入ったお弁当には、花小箱、月小箱、花てまり、月てまり、白河、徳川などの種類があります。

この中で、お店からのオススメは、米や海苔などの食材にこだわった天むすに彩り豊かな15種類もの惣菜が入っている「徳川」1,050円です。

神田明神下 雅  (仕出し)
高級弁当と仕出しの神田明神下 みやびだそうです。
江戸風味弁当や京風ちらし寿司などコンセプトはバラバラですが。

神田明神下といえば、東京の外神田二丁目にある神田神社近くのエリアの事で、野村胡堂の代表作の銭形平次は神田明神下の長屋に住んでいるという事になっていました。

神田明神下雅は、昭和53年に神田明神の男坂下に、味の専門店「明神下 味々や」として開店し、京風ちらし寿司、巻寿司等の製造直売や全国の高級珍味を販売していました。

その後、明神下雅として各デパートにも寿司の実演販売などをしてきました。

それにしても、同店の公式サイトの「会社のあゆみ」を最後まで読み通せる方は、よほどヒマを持て余しているか忍耐強い方でしょう。

同店のお弁当は、たくさんのお弁当がありますので主なところを紹介します。

美味探訪弁当シリーズには、会席竜田川、会席三段重 錦秋など季節の会席膳があります。

高級料理弁当シリーズには、みやび御膳、大江戸ちらし、隅田川などを揃えています。

お手ごろに会席シリーズには、寿司会席華、牛肉御膳ひさご、江戸小町、黒門があります。

江戸の味わい弁当シリーズには、特選味合わせ、陣太鼓、花弁当、平次弁当があります。

江戸の粋、味なお弁当シリーズには、大鳴門鯛の鯛わっぱ、黒毛和牛の牛わっぱ、深川御膳があります。

伝統のちらし寿司と細工寿司シリーズには、ミニ花つづり、笹一葉があります。

アド街ック天国の東京駅編でも紹介され、またお店の売りの弁当は、手土産にしても大人気でちらし寿司や煮物が入って、木の香りも高い天然木の二段重弁当「平次弁当」1,365円です。

神田明神下 雅のあさり深川めしなど

浅草田甫 草津亭  (料亭)
浅草田甫 草津亭の同じような弁当店が、駅ナカのグランスタにあります。

創業140年の浅草の有名料亭です。

もともとは、駒込の神明町にありましたが、日本橋に移り、底から浅草に腰を落ち着けたのが明治18年でした。

初代の方が、信州善光寺参りの途中、宿で大黒天が夢枕に立ち、草津温泉の湯の花で温泉を開業せよ」と告げられたそうです。

言われた通り草津温泉から湯の花を持ち帰って、それを入れた温泉と割烹をはじめたら、料亭の広い庭園とともに大当たりして人気となりました。ほんまかいな。

草津亭という店名は、そこから由来したものです。

浅草田甫という言葉は、草津亭の周囲の浅草エリアが一面田んぼであったことからです。

江戸の料理は三度美味しいと言われており、味は濃ゆく、料理としての見栄えは地味な部類になります。

本店での接客については、有名料亭らしからぬ辛口の意見が散見され、残念なことです。

弁当店では、接客については弁当を受け渡すだけですから大丈夫だとは思いますが。

お弁当については、四季折々の季節弁当の他に通常弁当があります。

東京駅のお弁当ストリートのお店の主なお弁当は次のとおりです。

・蘭(945円)は、食材や作り方にこだわった草津亭自慢の13種のお惣菜が入っています。
・千曲(1050円)は、武家のおもてなし、饗応料理を起こりとする江戸料理をご堪能ください。
・いろどり(1365円)は、得意とする煮物やちらしご飯の華やかな二段重です。
・浅草十二ヶ月(1680円)は、老舗料亭の技と伝統の24種類の惣菜と3種類のご飯です。

お店の一押しは、季節の旬の味のマツタケを使用している木の木ご飯に、あゆの西京焼きや煮物が入っている「松茸二段重」1,260円です。

神田志乃多寿司  (いなり寿司)
1902年、明治35年ころからあるいなり寿司のお店です。

本店は東京千代田区淡路町にあります。

浅草松屋のデパ地下にも売り場があります。

看板商品のいなり寿司(しのだ)は、看板商品だけあって、ちょっと甘めですが、薄っぺらい味ではなくて、コクがありなかなか美味しいものです。

干瓢巻きも評判が高い逸品です。注文を受けてから巻き出しています、本店では。

鯖寿司も、鯖の身は薄いのですが、値段相応で美味しく、京都の名店のさば寿司よりもよほどコストパフォーマンスがあります。

お弁当としては、いなりとのり巻きの「しのだのり巻きお詰め合わせ」がいいかもしれません。

デパ地下のお店のお薦めは、看板商品の「しのだ&のり巻」はもちろん、好評の太巻も入っている「太巻詰合せ」840円です。

築地 青木  (仕出し)
大正15年に、創業者の青木教市氏が築地で和菓子屋を開業しました。

その後、軽食と甘味喫茶の店を開きました。それから昭和29年に青木よせもの店となり、よせものや仕出し、弁当の製造販売に着手しました。
よせものとは、日本料理の一種で、寒天、葛粉などで材料を固めたもので、胡麻豆腐などもこれにあたります。
昭和56年に甘味喫茶を改装し、コーヒーとケーキの店としましたが、道路拡幅工事で閉店。その後は、仕出し料理に一本化しました。

何だか、ふらふらとしてきた会社のように見えますね。

日経トレンディにも取り上げられて、ユニークなのは会議活性化弁当で、これは眠くなりにくい食材を揃えているそうですが、どんな食材なのでしょうね。この会議活性化弁当は、2010年1月26日の「ガイアの夜明け」でデフレに強い商品として紹介されました。

なお、平成元年秋には、茨城県近代美術館のオープニングに皇太子がお見えになり、その際の昼食に築地青木の「会席弁当」を用意したそうです。で、これにあやかって、「宮様のお弁当」(時価)も販売しています。商魂たくましいですね。

月替わりのお弁当は、◯月の会席重、◯月のお弁当(松・竹・梅)があります。

お肉のお弁当は、黒毛和牛重ね弁当(2500円)、黒毛和牛弁当 紙パックお茶付き(1700円)などがあります。

築地青木は、西京漬けも自慢のようです。

お店からのオススメの弁当は、大正15年に創業した老舗の職人が作り出す「詰め合わせのお弁当」1,260円です。

銀座 萌黄亭  (仕出し)
設立が平成9年の東京銀座にある株式会社ギンレイサービスのお店です。

上の築地青木のグループ会社です。

それで、築地青木の会議用弁当は、こちらでは会議&研修用弁当となっています。築地青木の会議用弁当は、眠気覚ましをする弁当となっていますが、萌黄亭の会議&研修用弁当は、会議や研修で張り詰めた空気でも気持ちが和らぐような素材が入っているそうです。上司にも喜ばれるそうです。

眠気を覚ます素材にも驚きますが、張り詰めた気持ちが和らぐ素材とはまた考えましたね。問題は、どんな素材なのか公表していないことです。ま、いい加減といえばいい加減な話です。

また、映画やテレビのロケ様にとロケ弁なるものもあります。これは、ロケ弁のご予算に合う弁当を集めたものだそうです。出演者やスタッフの方々にも人気のロケ弁で、魚系、肉系とバラエティに揃えているそうです。

また、イベント行楽弁当もあり、東京ビッグサイト、幕張メッセ、パシフィコ横浜の各ホールでの展示会におけるスタッフ弁当でボリュームもあるそうです。

行楽の方は、鉄道の駅、空港、高速道路のパーキングエリアでバスへのお弁当積み込み等も可能だそうです。

じゃ、デパ地下や東京駅のお客さん用には? 1000円お茶付き弁当があります。予算1000円でお茶付き弁当のセットです。

味はともかくとして、対象とするお客の切り口を色々考えて売る方法は、感心しますが、よく考えてみると同じ弁当をいろいろなキャッチフレーズで売っているのかもしれません。

人気ナンバー1弁当は、そぼろご飯と惣菜がバランスよく入っている「日の出」1,000円です。

米八  (おこわ)
米八は、ヨネハチと読みます。コメハチではありません。

米八も、デパ地下やショッピングセンターで超お馴染みのお店です。
都武蔵野市吉祥寺にある株式会社 米八グループが総括し、東日本エリアは株式会社 米八東日本が担当し、西日本エリアは株式会社 米八西日本です。驚くことには、アメリカには、Maruta & Kai Inc.(米国米八株式会社)というのがありますが、アメリカ人はおこわを食べるのでしょうか?

創業は昭和52年ですが、デパ地下への積極的な出店展開は昭和55年以降です。

東京駅には、駅ナカのグランスタにもお店があります。

熱々のおこわの量り売りもありますが、おこわと惣菜と組み合わせたお弁当もあります。

・広島の牡蠣のカキフライが4つ入ってタルタルソース付きの「カキフライ弁当」。
・栗おこわ・五目おこわ・桜おこわ・竹の子おこわ・赤飯と5種類のおこわが詰まったイナリの「おこわいなり」。
・赤飯・栗おこわ・紫蘇じゃこおこわ3種が入っている「金目鯛西京焼弁当」。
・鰆照り焼き・チキン胡麻和え・赤飯・栗おこわ・五目おこわ・松茸おこわの「一本勝負弁当(鰆照り焼)」。
・野菜たっぷりで、五目おこわ・栗おこわ・アサリおこわの「和心弁当」。

店から最もアピールしたい弁当は、おこわ専門店の一番人気の、赤魚白醤油焼きを始めとして、煮物や団子もたっぷり入っている「赤魚白醤油焼き弁当」999円です。

メルヘン  (サンドイッチハウス)
大丸東京店のお弁当ストリートでもかなりメディアに注目されているお店です。

というのも丸の内タニタ食堂が一枚噛んでいるからです。

もともとタニタは、体重計などの計測器メーカーですが、同社の板橋区前野町にある本社の社員食堂が、「美味しく、お腹いっぱい食べてたら知らないうちにやせていた」をコンセプトに運営していましたら、メディアの注目することになり、テレビや書籍で大ブームとなりました。

板橋の本社食堂を一般人にオープンすることができませんので、書籍で紹介したメニューを基に料理を提供する「丸の内タニタ食堂」をオープンしたところこれがまた話題の店となりました。

サンドイッチハウス メルヘンは、八王子市にある株式会社メルヘンのお店です。首都圏のデパートを中心に22店舗を展開しています。

この丸の内タニタ食堂とサンドイッチハウスメルヘンがコラボしたメニューを提供するのが大丸東京店内のサンドイッチハウスメルヘンの一番の売りです。

タニタとメルヘンのコラボの目玉のメニューが、「ブランサワーのヘルシーサンド」です。

タニタ食堂の健康的で満足感が得られるレシピのコンセプトを基にして、メルヘンがデパ地下で経験と知識を重ねた本格手作りサンドイッチのノウハウを加味して作り上げました。

価格は、7335円ですが、6種類のサンドイッチ(350キロカロリー)に季節のフルーツ(30キロカロリー)を添えて、1食が380キロカロリーで、塩分も2.2グラムとなっています。

ブランサワーとは、メルヘン特製のパンの名称で、原料の粉を北イタリアのチロル地方の発酵菌で熟成させて、蒸気を入れながら焼き上げています。もちろん無添加のパンです。

なお、サンドイッチ6種類とは、大葉入りてりやきチキンサンド、4種の豆のキーマカレーとタマゴサンド、カジキのサッパリイタリア風サンド(レモン添え)、チーズinかぼちゃサラダサンド、ごぼうと水菜のピリ辛ゴマ和えサンド、ベリーベリーヨーグルトサンドです。

単行本 体脂肪計タニタの社員食堂

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