2015年8月、午後9時からTBSテレビ系列で放送された「マツコの知らない駅弁の世界」で東京駅の駅弁特集がありました。

現在、全国で売られている駅弁の数は何と2000種類以上と言われています。

横川の釜飯や富山のますのすし本舗源ますのすしなど長年愛されている定番の駅弁に加え、最近では東京駅でバカ売れのできたて熱々駅弁まであります。

まさに駅弁界は百花繚乱の世界です。

番組でマツコさんに駅弁を紹介してくれたのは、5000個の駅弁を食べたと言われる鉄道カメラマンの櫻井寛さんです。
櫻井さんは、日本一の高原列車JR小海線沿線で生まれ、全国の鉄道を制覇しました。

また、「知識ゼロからの駅弁入門」など駅弁に関する著作もあります。

その櫻井さんが、東京駅で買えるほんとうに美味しい極上駅弁を紹介しました。

櫻井さんによると、駅弁とは「開けて楽しい、食べて楽しい箱に詰まった小宇宙」だそうです。

駅弁とコンビニ弁当の違いは、駅弁は掛紙があって中身が見えないこと、コンビニ弁当は全てシースルーであることとのこと。

ですから駅弁はパッケージで決めなきゃいけなくなります。駅弁は多い駅になると60個位並んでいます。その中から1個を選び出すのです。

日本一の駅弁は上野商店のあなごめし

この駅弁を食べ尽くした櫻井さんが日本1の駅弁としたのが、JP広島電鉄の宮島口駅の上野商店の「うえの あなごめし」1,728円です。

ただし、このあなごめしの駅弁は、広島にしか売っていなくて、東京駅では買えません。

京王百貨店の2015年1月にあった「第50回元祖有名駅弁と全国うまい物大会」で特別に1週間販売されただけだそうです。

この弁当で使用されているのは、瀬戸内海で取れるアナゴの内100匹に1匹しかいない金アナゴを使用しているので美味しいのです。

白焼き1回、タレ焼き3回で秘伝のタレを使用しており、1度に20食しか作りません。

東京駅の「駅弁屋祭」では、究極ののり弁 JR郡山駅 「福豆屋の海苔のりべん」と米子駅「米吾 吾左衛門鮓・鯖」

世界一の駅弁パラダイスの東京駅で駅弁はどれを買ったら良いのか迷うのは当然ですね。

東京駅ではおよそ500種類位上の駅弁が買えますが、その代表的な売り場が、駅1階中央通路に面した場所と駅構内地下1階グランスタにある「駅弁屋 祭」そして大丸の地下です。

これらの中で一番大きいのが、中央通路の「駅弁屋祭」です。全国の駅弁が常時170種類もあります。しかも、北海道から鹿児島まで取り揃えています。

この170種類の中で櫻井さんがオススメなのは、JR郡山駅 福豆屋「海苔のりべん」900円です。

女将が作るきめ細やかな味が決め手だそうです。見た目は地味ですが中身がすごい究極ののり弁とのこと。

海苔は「みちのく寒流のり」を使用しています。宮城県から岩手県にかけての海岸線で採れる海苔です。
この海苔が、表面と中に2段に分かれて入っていますので、海苔のりべんと名付けられています。

この弁当を食べると鼻に抜ける香りがすごいのですが、このおかかがすごいのは、蕎麦ダレで煎ったものであることです。

また、玉子焼きも逸品です。

マツコさんもたいそうお気に入りでした。

米子駅の「米吾 吾左衛門鮓・鯖」

次におススメとして櫻井さんから紹介されたのが米子駅の「米吾 吾左衛門鮓・鯖」です。

米吾 吾左衛門鮓は、押し寿司を作っています。

押し寿司といえばマツコさんは、富山の源「ますのすし」も大好きだそうです。

さて、「米吾 吾左衛門鮓・鯖」は、鯖寿司を昆布で巻いているものです。

この「米吾 吾左衛門鮓・鯖」は、「駅弁屋祭」で購入できます。

種類は、鯖の他にも「」(マス)、「」(タイ)そして「」(カニ)がありますが、櫻井さんは鯖が一番のイチオシだそうです。

大館駅、高崎駅、小倉駅 三大鶏めし食べ比べ

駅弁界のホームラン王といえるのが鶏めしです。これらの鶏めしは全部1000円以下です。
だからといって決して手は抜いていません。

秋田県 大館駅 花善 鶏めし弁当

秋田県の大館駅にある花善の「鶏めし弁当」880円です。

他の鶏めしは、そぼろ状態が多いのですが、大館駅の鶏めしは、ゴロッとした鶏肉が入っています。
柔らかくて美味しい鶏肉で、ご飯も鶏のダシ汁で炊いています。

群馬県 高崎駅 高崎弁当 鶏めし弁当

群馬県の高崎駅にある高崎弁当の「鶏めし弁当」900円です。
高崎の鶏めしの特徴は、いろいろな種類のチキンが入っていることで、照焼、コールドチキンそしてそぼろになっています。
そのそぼろもあまり甘くなくて、大人の味です。
また、入っている梅も梅干しではなくて、お酒に漬かっている梅です。

福岡県 小倉駅 北九州駅弁当 鶏めし(かしわ)920円

福岡県の小倉駅にある北九州駅弁当鶏めし(かしわ)920円です。
九州の鶏めしは、そぼろ、錦糸玉子、海苔の三色となっています。

石川県 七尾駅の松乃鮨 玉宝

石川県の七尾駅の松乃鮨の玉宝565円です。

玉子焼きで巻いた太巻きですが、江戸時代からあり第11代将軍家斉公も食したと言われています。
具材も玉子に、かんぴょう、デンブくらいのシンプルなものです。

北海道 釧路駅 弁当工房引田屋 いわしのほっかぶり寿司

北海道の釧路駅の弁当工房引田屋のいわしほっかぶり寿司1,080円です。

いわしのにぎり寿司に大根を薄くしたものをトッピングしています。

熊本県 人吉駅 より藤 鮎屋三代 塩焼き・甘露煮

熊本県の人吉駅にあるより藤の鮎屋三代 塩焼き・甘露煮1,150円です。

鮎の塩焼きまたは甘露煮が鮎一匹そのままご飯の上にのっています。鮎の塩焼きの駅弁は大変珍しいものです。
また、塩焼きの鮎の骨は柔らかくいただくことができます。
ご飯も最高級鮎のダシ汁で炊いている鮎飯です。