2012年10月13日の「出没!アド街ック天国」は、東京駅でした。
かなり濃い内容の有益な情報が盛り沢山でしたので紹介します。
10月1日、赤レンガ駅舎がついに復活しました。
5年に及ぶ復原工事を終え、戦前の威風堂々とした姿に蘇った東京の顔、東京駅に出没します。
赤レンガ駅舎の中に構える東京ステーションホテルもリニューアルオープンしました。
丸の内側のこの賑わいに対抗するかのように、駅の反対、八重洲側にも大丸東京店が販売エリアを大幅に拡大し、10月5日リニューアルオープンしました。
さらに駅の構内や駅に隣接する地下街、いわゆるエキナカがパワーアップしました。
ハイセンスはショップに行列してでも食べたい美味しいお店、駅そのものがなんでもある一つの街として進化中です。
そして駅でのお楽しみと言ったら駅弁です。
その駅弁もアップグレードされています。
行けば何かと役に立つ巨大ステーションで遊びましょう。
今回は駅構内や地下街を含めた東京駅周辺にスポットを当てます。
と言うことで、本日のテーマは東京駅です。
◯第30位 東京ステーションシティ計画進行中
5年に及ぶ復原工事が完了した新生東京駅、その中には東京ステーションホテル、だれでも使えるフィットネス&スパ、さらには東京ステーションギャラリーなど駅らしからぬ魅力であふれています。
そしてJRだけでも13路線が乗り入れる広大な敷地には、地下も利用し、大丸東京、キッチンストリート、ノースコート、セントラルストリート、サウスコート、東京駅一番街、京葉ストリート、黒塀横丁、グランスタ、八重洲地下街など巨大な街を形成しています。
JRが進めてきた計画が着々と完成しつつあります。
計画のコンセプトは、「東京駅が街になる」です。八重洲口の2つのタワーを結ぶ歩行者デッキ、グランルーフが2013年にできたら計画完了です。
完成は来年の秋、今度は八重洲口が生まれ変わります。
◯第29位 駅弁屋 祭
在来線が乗り入れる東京駅ホームの真下、改札内1階の通路に誕生した新しいお店です。
8月にオープンするやいなや人気が急上昇です。
オリジナル駅弁だけでなく、全国の駅弁など常時150種類以上が集まっています。常設展としては日本一の品揃えです。
北海道からは海鮮弁当の「海の輝き」1200円、鹿児島からは桜島鶏を使った「桜島とりめし」950円、青森八戸の郷土料理の「せんべい汁弁当」1000円は、鶏野菜出しのスープをかけて完成します。南部せんべいのアルデンテな食感にこだわりを感じます。
また、店内にはライブキッチンも常設しており、当日の岐阜県の「飛騨牛しぐれ寿司」1200円は、出来立てだから肉もシットリ柔らかです。
店名通り、ここでは毎日が駅弁祭です。
◯第28位 丸の内坂エリア
その駅弁屋祭の1階の一つ下、やはり改札内にお土産やスイーツが集まるショッピングエリア、グランスタがあります。
そこに、今年6月新店舗ゾーンがオープンしました。
「丸の内OLの日常使い」をコンセプトに13のショップで構成されています。
丸の内で働く女性のニーズに合わせ、プチサイズなものが充実しています。
「DOLCE FELICE」のカップケーキも、まるでおままごとのようなミニサイズです。
また、大正10年創業の米屋「笹八」には、一口サイズながら具だくさんの「手まりむすび」が新登場しました。あんことクリームがギッシリ詰まった「菓子結び きなこ黒豆あん」150円も人気です。
◯第27位 バビーズヤエチカ
東京駅八重洲側の地下には、およそ180軒のお店がならぶ八重洲地下街があります。通称八重地下は、都内最大級の地下街です。
今年6月にオープンしたのが、バビーズヤエチカです。
本店はニューヨーク・トライベッカで、ハリウッドセレブもお気に入りとか。
いただけるのは、「バビーズバーガー」1050円、「チェリーパイ」650円、「エッグベネディクト」1100円などのアメリカ料理です。
エッグベネディクトには、オランデーズがたっぷりでランチの人気メニューです。
そしてヤエチカ店限定のメニューが、「ココナッツクリームのパンケーキ」1100円です。ココナッツ入りの生地にサワークリームを加え、しっとり感をプラスし、仕上げに練乳と生クリームもたっぷりかけています。
ヤエチカでニューヨーカー気分に浸れます。
第26位 ラゲージトーキョー
同じく八重洲側にある大丸東京店では、10月5日に大幅な増床を完了しました。
売り場面積も1.4倍に増え、新規店も参入しました。
7階には、高感度な売り場が誕生しました。
東京駅という場所を見据え、ビジネスとトラベルを中心としたメンズバッグをセレクトしています。
イタリア北部のフェラーラで産まれたブランド「フェリージ」、ミラノの北西ガララーテ初の「オロビアンコのクアトロ・アンゴリ」、そして横浜元町が本店の「キタムラメンズ」はデパート初進出です。
スーツケースもその品揃えが格段にアップされました。注目ブランドは、フランスの「DOT-DROPS.」です。
七色のドットシールを自分で貼り、カスタマイズすることができます。これなら空港で他の人と間違える心配はありません。ただしセンスが問われます。
◯第25位 Keiyo Street
改札内にショッピングエリアが充実しているのが東京駅の特徴です。
京葉線との連絡通路が去年リニューアルしました。
東京ディズニーリゾートに向かう観光客も多く利用するこの通り、スイーツショップや雑貨店などの25店舗がならび、改札内でもひときわおしゃれな空間になっています。
「Madam Bla」は、デンマークスタイルのカフェです。
ホッと和める可愛いカフェで駅の中とは思えない雰囲気です。
家具や食器にもこだわり、器は主にロイヤルコペンハーゲンです。
デンマーク産の豚ロースとリンゴのコンフィを挟んだサンドイッチは、本場の味を再現しています。
◯第24位 日本食堂
東京駅改札内の1階には、人気飲食店が連なるストリート、グランスタダイニングがあります。
そこに一昨年オープンした洋食レストランです。
寝台特急あさかぜなどの食堂車のメニューを担当してきたレストランが監修するお店です。
内装も昭和を駆け抜けた食堂車のノスタルジックな空間を再現しています。
当時の人気メニューもここで味わうことができます。
今は昔の名物は「食堂長自慢のハヤシライス」1800円です。
バルサミコ酢とラガービールを加えることでコクを追加、70年来受け継いできたフランダース風のデミグラスソースが懐かしい味を届けます。
◯第23位 行幸マルシェ
東京駅丸の内側、駅舎の正面に延びる行幸通りの地下通路を散策中、何やら気になる看板を発見しました。
実は、毎月第二・第四金曜日にこちらの通路で定期市が開催されています。
こちらのマルシェは、俳優の永島敏行さんが実行委員長で、自身も本業の傍ら千葉県芝山町の永島農園で仲間と野菜を作っています。
全国各地からおよそ30軒の農家が集まっており、朝取れの新鮮な野菜や果物を生産者が直接販売することで、リーズナブルな値段になっています。
中には普段は目にしない「バターナッツカボチャ」、「コールラビ」などのレアな品物があります。
この日は、花オクラも販売されていました。オクラは実だけでなく、華にもヌメリがあり天ぷらやおひたしなどにも使えます。
◯第21位 グル麺東京
東京駅にお勤めの方に穴場のお店を聞いてみると、ホームの立食い蕎麦屋さんがすごく美味しいそうです。
18,19番線ホームの新幹線の14号車の停止位置あたりにあります。
巨大な東京駅なのにホームにある立食い蕎麦屋はここ1軒だけです。
そば処ながら、一番人気は注文後1分くらいで出てくる「カツ丼」550円です。
さらにそのカツ丼の頭をそばの上にのせたカツ煮そば550円も密かな人気です。
ありそうだけど以外になかった斬新なメニューです。
立ち食いそばも、ここ東京駅では進化中です。
第21位 ライトアップ
新生赤レンガ駅舎は、日没後一層魅力的になります。
六本木ヒルズの照明も手がけた照明デザイナー面出薫さんの演出です。
ライトアップ姿の駅舎を鑑賞するのに最適なのが向かいの新丸ビルです。
その7階には、レストランフロアー利用者のみ入れるテラス席があり、そこが一番の穴場スポットで、駅舎の全景を望むことができます。
フロアーの食事はテラス席に持ちだし可能です。